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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

FIAT500のエアコン不具合のこと

2017-05-20 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 今日のこと、知り合いの板金屋さんからFIAT500のエアコン不具合の相談を受け、短時間であるが診断して見た。結論から述べると、時間的余裕がなく、追求しきれなかった。しかし、帰宅後に何か参考となるWebページはないかと検索したところ、下記記事に触れ大変参考となったので紹介したい。そして、今回のクルマもWebページと同一原因の可能性が高いと思える。

 短時間の診断ではあるが、以下の様なことをやってみた。初めて触れるクルマというのは、各部品配置も把握せず暗中模索となるのだが、次の様な診断を行った。ゲージマニホールドを接続して、高低圧のコンプレッサー停止時の圧力とコンプレーサー駆動時の圧力と差圧を点検してOK。そのときコンデンサーは触れてられない程熱くなる。となると、エアコンユニット内部の通称エアミックスダンパーの開閉辺りが疑わしいと思いつつ、サーボとは反対側にケースから突き出たシャフトが廻らないので、たぶんサーボは右側にあるのだろうと想像しつつ、時間切れとなり今回の診断は打ち切った。

 しかし、紹介Webページからは、エアコンユニットがAssyだけの補給形態で、新品はかなりの高額部品となるであろうし、紹介ページの作業は恐ろしく時間を要する複雑さだろう。しかし、サーボが介在するこの様な部位が破損するとは、使い方が悪いとかの問題は考えられず、部品サプライヤーの品質面を疑うしかないのだ。なお、エアコンユニットには、今やボッシュを越える信頼性と信じているデンソー製を示すラベルが複数貼付されていた。

チンクエチェントのヒーターコアの交換、大変な作業でした

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