昔のパーツリスト
PC内に古いパーツリストのスキャンデータがあったので紹介してみたい。
パーツリストは1965年(昭和40年)のものだが、これをスキャンした年が2008年だから、当時でも43年前で超古いもので、その価格を現在と比べ、大きな違いに驚いたものである。



このプリンスグロリアは、未だプリンスが日産と合併(事実上は吸収に近い)前の、プリンス時代末期に生産されていた車両だ。Netで調べてみると、このグロリアスーパー6の新車価格は119万円だ。今なら軽の新車も買えない安価と思ってしまうが、多分当時のサラリーマンの給与は1万前後であったのではないだろうか。仮にそれを前提とすると、月給の120倍にもなる。現在庶民の月給が仮に30万で、その120倍だとすれば3,600万円でスーパーカーの価格だ。到底普通のサラリーマンが自家用車として買えるクルマではなかったろう。
つまり、給与から見た物価が30倍程度になっていることを前提とすると、フロントバンパー\8,000も14万相当だし、フード(ボンネット)が\14,000だが、これは月給の1.5倍近い訳で、如何にクルマが高価なものだったが判る。


PC内に古いパーツリストのスキャンデータがあったので紹介してみたい。
パーツリストは1965年(昭和40年)のものだが、これをスキャンした年が2008年だから、当時でも43年前で超古いもので、その価格を現在と比べ、大きな違いに驚いたものである。



このプリンスグロリアは、未だプリンスが日産と合併(事実上は吸収に近い)前の、プリンス時代末期に生産されていた車両だ。Netで調べてみると、このグロリアスーパー6の新車価格は119万円だ。今なら軽の新車も買えない安価と思ってしまうが、多分当時のサラリーマンの給与は1万前後であったのではないだろうか。仮にそれを前提とすると、月給の120倍にもなる。現在庶民の月給が仮に30万で、その120倍だとすれば3,600万円でスーパーカーの価格だ。到底普通のサラリーマンが自家用車として買えるクルマではなかったろう。
つまり、給与から見た物価が30倍程度になっていることを前提とすると、フロントバンパー\8,000も14万相当だし、フード(ボンネット)が\14,000だが、これは月給の1.5倍近い訳で、如何にクルマが高価なものだったが判る。

