花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

烈火戦車2/極速伝説

2013年04月18日 | 譚耀文
《 烈火戦車2/極速伝説 》 ( 邦題 《 超速伝説 ミッドナイト・チェイサー 》 )




~あらすじ~

名家の息子として何不自由ない暮らしを送りながらも
違法な公道レースで名を上げているスカイ(鄭伊健 イーキン・チェン)
ある日、ライバルのソンカイとのレースに勝ったスカイは、掛け金を払えないというソンカイの足を叩き折る
そんな時、刑務所から出所してきたソンカイの兄タンフン(任達華 サイモン・ヤム)が
弟の敵討ちをしようとリターンマッチを申し込む...タンフンはかつて公道レースの王者だった
タンフンと対決したスカイだったが、事故を起こして車は大破
自分は一命をとりとめるも、助手席に乗せた恋人を死なせてしまう
失意のスカイは、父もかつてレースでタンフンに負けた過去があることを知る
父を訪ねてタイに向かったスカイは、父からタンフンとの因縁を聞き、命懸けの復讐を決意するのだった...



いわゆる走り屋モノです (どこかで 《 頭文字D 》 を参考に作ったと読みました)

(車はドノーマルです...せっかく映画なんだからもっとイジったらどうなんだい

なんで今こんな走り屋モノなんか観たのかというと...

譚耀文(パトリック・タム)さまが出てるからに決まってるじゃないですか~ (笑)

しかし...DVD表紙もオープニングも車だったし...てっきり車で公道レースやるのかと思ったら

バイクでのレースが始まったので拍子抜けしました

(「オマエらにこだわりってもんは無いのか~」 と、一緒に観たHIROが申しておりました(笑))


スカイ(鄭伊健)はお金持ちのボンボンで、調子にノリノリの走り屋...

イキがって、カッコつけて、(親の)金にモノを言わせて...

ハッキリ言って(彼の迷さまには申し訳ないけど) 「なんだコイツ」 と反感買いまくるタイプ


譚耀文さまの役は、そんな彼の天才メカニック、パディなんですが...

このタムさま演じるパディが、もう~たまらなくいいヤツなんです



パディには障害があって、車の整備に夢中になると、ものすごく大量のヨダレを垂らすし(笑)

興奮すると発作が出るし、吃音で喋り方がトロイのでバカにされたりするけど

心が純粋で...一途で...けなげで...笑顔が可愛くて...スカイのチームのムードメーカー的存在

私...ただでさえこういう...なんらかの障害があるけど誰よりも純粋な心を持ってる...みたいなのに弱くって

《 ピュア 》 の折原優香 《 僕の歩く道 》 のテル 《 裸の大将 》 の山下清  《 硬漢 》 の老三 みたいな...

(どこかで 「一緒にするな~」 という声が聞こえる...(笑))

そんな超弱点なシチュエーションを、ただ今超メロメロな譚耀文さまが演じてるんだから...

「あぁもう~なんて健気なのぉ~」 「可愛いっ私が芯の無いご飯を作ってあげたいっ

と...身悶えしながら観てました(笑)



パディの気の強い妹(張栢芝 セシリア・チャン)(これがデビュー作らしい)は

兄が笑い者にされた事で何か仕返しをやらかしたらしく、教護院に入っていて出てきたばかり

早くに両親を亡くして、支え合って生きる兄妹2人ってのにも更に身悶え~(笑)

あぁ...デッカくてピュアなお兄ちゃんがカワイイ



こういうシチュエーションには、なぜかランニングシャツが似合います(笑)



そして、こんな可愛くて優しいお兄ちゃんをバカにするヤツがいたら...

私が妹でもそいつをボッコボコにしてやります
ええ.........半殺しです(爆)


あのクールでワルな田さまを好演したタムさまが...冷静沈着な紫衣侯殿を演じたタムさまが...(しつこい)

こういう役をやってたのがとっても意外でしたが...

でも、この映画でタムさまが演技派なんだって事に改めて気付かされました

そして、直前まで観てた紫衣侯殿とのギャップ萌えでキュン死した事は言うまでもありません(笑)


でも、パディは無条件で慕ってたけど...

私はスカイの事を最後までどうしても好きになれませんでした...

ソンカイとのレースに勝って足を折るときも、いやがるパディにやらせようとするし...

6年前の事故で子供を死なせちゃってるのに、まるで記念日みたいに彼女にブレスレットをプレゼントしてるし...

挙句に、タンフンとのレースの時、パディが嫌がってるのにムリヤリ無茶なセッティングさせて

事故って彼女を死なせちゃうし...

彼女を死なせちゃったばかりなのに...セシリアといいムードになっちゃってるし...


そんなスカイの事を一途に慕って、タイにお父ちゃんを探しに行ってるスカイの代わりに

タンフン(任達華)との勝負を受けたパディは本当に男らしかった



タンフンにバカにされてひっぱたかれても、発作が出ても、男気を見せたパディはカッコよかった


タンフンテメ~いい歳して走り屋なんかやってんじゃね~よ (と、私にボロクソに言われる任達華(笑))

卑怯者のタンフンは、ムリなのがわかっててパディにガムテープデスマッチをさせて...
パディは...パディは.....そのまま帰らぬ人に...(号泣~


スカイは、パディが遺してくれたセッティングと、ニトロ噴射装置(?)でパディの仇は討ってくれたけど

それでもやっぱり最後までスカイには共感できませんでした


終わってみれば...この映画で一番の存在感を出してたのが譚耀文さまだったと思います

公道レースのくだりは、ドリフトシーンがCGだったり早送りだったりとショボイのでどうでもいいんだけど...

譚耀文さま@パディの演技にあまりにも感動したので、どうしてもDVDが欲しくなり...

手当たり次第探したけど...どこも廃盤扱いで...

(Amaz○nで新品を売ってたけど...DVD1本¥13,460って法外なお値段...ありえない...

諦めかけた頃に1件だけ(普通のお値段で)新品DVDを扱ってるところを見つけて注文しました

そろそろ来るころです 届くのが待ち遠しい~~
コメント (2)
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