南海電鉄の浜寺公園駅。
1907年に建築されて、今年102歳。
1998年に国の登録有形文化財に登録。
第一回の近畿の駅百選に選定。
最近、大阪近辺の近代文化遺産巡りを気まぐれにしてます。
古い列車なんかも好きですが、こんなに味のある駅舎は最近まで知りませんでした。
近代文化遺産のジャンルの本を何冊か目を通してみると
線路の高架化による古い駅舎の撤去が進んでいるのを知り残念に思いました。
この私鉄最古の駅舎も高架化の波に呑まれ、平成30年には移築保存されるそうです。
前述の毛馬閘門と同じく、書籍で見た写真と違い
きれいにペンキは塗りなおされ、築102年とはぴんと来ませんでした。
でも、なんだか優しい雰囲気ののどかな駅舎だなぁと感じました。
でも、周りはそれほどのどかな雰囲気はなく、今時の街並みです。
これが山の中や田んぼの前なんかにあったらとても似合うと思います。
昔はそうだったのでしょうが・・・
西側に130mほど歩くと
チンチン電車の駅もあります。
浜寺駅前駅という初めて聞くと面白い駅名ですが・・・
駅と駅の間の道には数軒、古い味のあるお店が軒を並べてます。
阪堺電車の終点。
車両は今風の新しいものと
昭和のスタイルの古くて可愛い車両も混じって走ってました。
写真の車両は新しいものですね。
時代の移り変わりで古いものが姿をどんどん消していってます。
どこか寂しいですが、せめて自分で訪れた記念写真くらいは残していきたいです。
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大阪市内にある古い施設で毛馬の閘門があります。
淀川と大川(旧淀川)を船が自由に行き来できるよう
二枚の扉で高さの違う水面を仕切り、扉を閉めてる間に水位を調整する設備。
海外の運河の映像でみたことがあります。
淀川のそれは今は公園施設に整備され、扉が残されています。
明治40年(1907年)に造られたそうです。
もう102年も経っているのですねー
書籍によると、ギロチン型の上下に扉を開閉するタイプではなく
観音扉になっているところが珍しいそうです。
ただ、いくつかの写真を見ましたが
今のように綺麗な水色には塗られておらず
古臭さが見えました。
扉の高さは8mほどでしょうか・・・?
100年前のレンガの壁は風合がよく出てます
扉を閉めた後、水位が変わると船を係留する高さも変わるので係船環も二段階の高さにあります。
色んな角度から閘門を見れるようになっています。
が、この階段が扉に近すぎて淀川側からは見えにくいですね・・・
ただ、何か面白いということもないので、人気はいつもありませんね・・・
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