私の愛とワインとダイエット日記

私のだ~い好きなワインと遂に決意したダイエットの両立?の日々を皆さんにお伝えします・・・

 復讐するは我にあり『V・フォー・ヴェンデッタ』観に行ってきました!

2006-06-03 23:13:16 | 映画DIARY
Vフォー・ヴェンデッタ

 こんばんわ!
 やっと先週末に観賞した映画3作をやっとブログ・アップ!
 タイトルの『-フォー・ヴェンデッタ』の”ヴェンデッタ”はてっきり女性の名前なのかなぁと思っていたら実は”復讐”という意味でした。
 そんな訳で・・・

No.20『V・フォー・ヴェンデッタ』(2006年 米)
<監督>ジェイムス・マクティーグ
<脚本>ウォシャウスキー兄弟
<出演>ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング、ウィリアム・ハート、スティーブン・レイ他

『マトリックス』3部作のメイン・クリエーターであったウォシャウスキー兄弟の最新作。
その作品の影に今回は何が見えるのか?

 舞台は2020年あたりのイギリス・ロンドン。
 数年前の世界大戦により、当時のリーダーであったアメリカ合衆国は国家的には既に崩壊しイギリスが世界を植民地化し統率しているという未来。
 一般庶民は羊の様に飼いならされ、それが当たり前の様に感じていた。

 厳しい統制化の下、深夜に外出していたヒロイン・イヴィーは秘密警察に見つかってしまい絶対絶命の危機に。
 そんな彼女を救ったのは仮面の男”V”だった。
 彼はイヴィーを”演奏会”に連れ出す。音楽と共に爆発する中央裁判所。それはVの”ヴェンデッタ(復讐)”と革命への序章だった。

 間髪入れずイヴィーの勤めるテレビ局を電波ジャックしたVは独裁国家の危機と庶民への改革の意義を問いかける。

 イギリスの実在の革命家ガイ・フォークスが成し得なかった11月5日に革命の礎として国会議事堂を爆破すると高らかに宣言する。
 残された時間わずか1年、どうなる・・・

 といった近未来SFなのですが、本当に奥が深い。
 ”平穏な日々”を選ぶか?革命の下の”新世界”を夢見るのか?
 
 最近では政治や教育、体制に不満を持ちながらも我慢しつつ自分のポジションを守っている優しき現代人は多い。
 誰が首を突っ込むでもなく平穏な日々は過ぎていく。それは楽しい毎日・・・不満を持ちながらも改革の精神を持たなければ、それは”生ける屍”でしかないのか?
 かといって革命というけれど、イデオロギーやヒロイズムが先行し過ぎるといざ革命が終わり、現実に戻されるとそのあまり変化のない現実に又、悩み苦しむという堂々巡り。

 誰もそんな矛盾を感じながらも日々何かを感じながら生きなければ(行動しなければ)、その人生は中身が薄いよとこの映画は語りかけてくれた様に思う。

 映画の中でもヒロイン・イヴィーと適役であるはずのスティーヴン・レイ扮するファレリー警部の二人がVに触発されて、日々の平凡な日常に疑問を抱き⇒行動する(調べる)⇒徐々に核心へと迫る⇒結局はその革命の現場に立ち会うこととなる。


 先週、観賞した『ナイロビの蜂』しかり、考えるだけではなく実際に行動した人間の下にだけ生きているという”輝き”が持たらされる。
 それが一瞬の輝きであろうとも僕は後悔しないだろう、決して・・・

<評価>☆☆☆☆

 映像的には『マトリックス』シリーズの目新しさはないものの、ウォシャウスキー兄弟の脚本が作品自体に輝きを与えている。
 現状に満足出来ていない貴方に是非、観て欲しい一作です。

 主人公Vが常に被っている仮面は前文でも述べた実在の人物ガイ・フォークスの仮面だとか。
 日本で言えば石田光成か榎本武揚なのかなぁ・・・意外とイギリスでは有名な人物らしいです。

 

 今週の『神の雫』(週刊モーニング連載中)は・・・

2006-06-03 23:09:20 | ワインDIARY
神の雫(6)

 こんばんわ!
 今週の『神の雫』は

 いよいよ夏八木女史の新作の発売パーティー当日。

 雫たちはセカンド・ラベル嫌いなはずの夏八木女史の自宅のセラーにあった”あるメドックのセカンド・ラベル”を下に推測し黒いラベルのワインの正体を探る。
 且つそのワインの持つイメージは”第二の使徒”=”モナリザ”に近づいた様な・・・

 パーティでそのワインがブラインドでサービスされ始めるが、そのワインを飲んだ夏八木女史の顔色が変わり、急に体調が・・・

 以下次号に続く。

 う~ん、個人的に勝手に”第二の使徒”の正体を探ってみました。
多分、サンジュリアンかなぁと思い込みつつ
第一候補
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ [2003]

[2003] ラ・クロワ・ド・ボーカイユ ハーフ  375ml (サンジュリアン)赤【コク辛口】 か
第二候補
[2003] シャトー・グリュオ・ラローズ  750ml (サンジュリアン第2級)赤【コク辛口】

サルジェ・ド・グリュオー・ラローズ[2003] 

のどちらじゃないかなぁ・・・

 今週の『神の雫』(週刊モーニング連載中)は・・・

2006-05-27 19:55:27 | ワインDIARY
神の雫(6)

 こんばんわ!
 今週の『神の雫』は

 遠峯がタクラマカン砂漠で出会った美少女は母が日本人だった。
名前はローラン(楼蘭=砂漠のオアシス)、少女に見せる表情はいつにもない明るい表情だった・・・

 一方、夏八木女史宅を訪ねた雫とみやび。
 しかし、手土産に『パヴィヨン・ルージュ・ド・Ch・マルゴー』を持っていったのだが”私はセカンドワインは飲まない”の一言で機嫌を損ねてしまう。(なにか曰くありげ・・・)

 そこに訪問してきたのが彼女の担当・編集者二階堂。
 彼が持ってきたワインが『ブロンゾーネ』(初めて聞いた名前のワイン)というモナリザをイメージしてつくったワインらしいが明らかに外れのワインみたいでした。

 夏八木女史のセカンドワイン嫌いが”第二の使徒”探しのヒントとなりそう。
それでは、又!

* セカンドラベルがキライなんて何て贅沢な・・・
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 2003
≪最新ヴィンテージのパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー03年です≫


* ネットで『神の雫』ワインセットってものを発見しました。
 お買い得かも・・・

 世界が注目!『ダ・ヴィンチ・コード』いよいよ公開!!

2006-05-25 22:48:18 | 映画DIARY
映画ダ・ヴィンチ・コードオフィシャル・ムービー・ブック

 こんばんわ!
 公開前から賛否両論の『ダ・ヴィンチ・コード』!
 キリスト教信者の多い国々では上映差し止めも検討されている国もあるとか。さあその暗号の謎は何を説こうとしているのか??

NO.19『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年 アメリカ)
<監督>ロン・ハワード
<原作>ダン・ブラウン
<出演>トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、ジャン・レノ他

 日本でも440万部を越すベスト・セラーになった今作。
 俳優のトム・ハンクスと監督ロン・ハワードのオスカー・コンビと『アメリ』の不思議チャンのフランス女優オドレイ・トトゥ等などとスペシャル・タッグで作りあげた本作。
 さあいかに・・・

 物語はパリ・ルーブル美術館からスタート。
 館長であるソニエール氏が何者から襲われ、かの有名なダ・ヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』のスタイルを象って殺されるという猟奇的殺人から幕を開ける。
 死体の周りには謎の暗号が・・・

 講演の為にパリ滞在中のハーバート大学の宗教象徴学の教授ロバート・ラングトンはソニエールと会う約束していたこともありフランス司法警察の警部ファーシュから捜査協力を求められ、事件現場であるルーブル美術館へ。
 だがラングトンは謎の暗号の中に名前が残されており、既に容疑者としてリストアップされていた。
 その窮地を救ったのがソニエール氏の孫娘である暗号解読官ソフィーだった。
とっさの機転でルーブル美術館を抜け出した二人が向った先は・・・そして、彼らを追う謎の組織”オプス・ディ”の正体は・・・

 う~ん、流石に全世界でベストセラーとなった今作品。
 お金もたっぷりとかけただけあって満足いく上質なサスペンス作品に出来上がっています。
 様々な登場人物が登場する中で、彼らが味方なのか?敵なのか?判らないというドキドキ感も
味わえて中々goodです。

 キリスト教社会では生きたことがない僕にとっては主イエス・キリストの秘密(本来の姿)を暴かれたとしても民衆である信者がどう感じるか、信仰を左右しかねない重要事項であるかは知る由もないが・・・
 ただ一仏教徒である僕の立場でも言えるのは、例え仏教の始祖であるお釈迦様が生身の人間だろうともその宗教の基礎となる教本を築き、今日まで脈々と語り告がれている事実を顧みるとあまり大勢に影響はない様に思うのだが。
 それだけ僕に信仰心が薄いということかな・・・

 この作品はパリ~ロンドン~パリでした。

<評価>☆☆☆☆

 ジャン・レノが意外と影が薄いのが気になるが、イアン・マッケランは『ロードー』シリーズのガンダルフに負けない存在感で頑張ってくれてます。
 ラストの狂気の演技に注目を。

≪貴方は読んでから観ますか?観てから読み直しますか?原作本はこちらから≫

ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダ・ヴィンチ・コード(中)ダ・ヴィンチ・コード(下)

 リュック・ベッソンのファンタジー・ワールドが又、ここに・・・『アンジェラ』を観てきました!

2006-05-25 00:22:27 | 映画DIARY
 こんにちわ!
 先週末、3本映画を観たのですが、いずれも偶然ですが舞台はパリとロンドンでした。
 ちょっとした旅行気分かな・・・

No.18『アンジェラ』(2006年 フランス)
<監督>リュック・ベッソン
<出演>リー・ラスムッセン、ジャメル・ドゥ・ブーズ 他

 リュック・ベッソンの6年ぶりの監督作『アンジェラ』を観てきました。
最近はプロデュース業の方が儲かるのか久しぶりのメガホンをとった作品はいかに・・・

 映画の舞台はパリ。
 主人公・アンドレはマフィアたちから借金を重ねる多重債務者でうだつの上がらない男。
 借金を返せない、故郷にも帰ることは出来ない、とすっかり自信喪失、自暴自棄のアンドレはセーヌ河に架かる”アレクサンドル三世橋”から飛び降り自殺を試みるが。
 だが偶然にも同じ場所で自殺しようとしていた美女が先に河に飛び込み。

 それを助けることに・・・彼女の名はアンジェラ、全く昔の記憶を失っている彼女は命を助けられた御礼にアンドレの言う事には何でも従うと言う。
 渋々、アンジェラを連れてアンドレは借金取りのマフィアの下に向かうのだが・・・

 と後はアンドレ、アンジェラ、借金取りたちとの奇妙な物語が描かれていく。

 映画全体は大人のファンタジー、ラブ・ストーリー。モノクロの画面が改めて現実からの距離を作ってくれていて。

 誰でも仕事や人間関係に躓き、自信喪失や自暴自棄になることもあることは多い。
 そんな困難にぶつかった時には誰かに助けて欲しいと願ったことがある人も多いのでは。
 でもそんな時にもし自分が困難にも負けない強い心(気持ち、精神力etc)を持っていれば、どんな困難も乗り越えられる。そんな人間であって欲しいとこの映画は観客に語ってくれていた様に思う。

 その強い気持ちや自分に自信を持たせる為にはどうすれば良いのか?解ります?
この映画は自信を失いかけて人生の生きる希望を失いかけた貴方たちが心をリフレッシュ出来るHAPPYな映画です。

 自分の人生に自信を失いかけた貴方、まずは自分自身をいとおしく愛することから始めて下さい。

 それでは、又!

<評価>☆☆☆☆☆
 
 タイトルは『アンジェラ』、ヒロインの名前だけど映画を理解する重要なヒントが隠されてますよ???

 それと主人公・アンドレはあの『アメリ』にも出演し、全くセリフなしで笑わせてくれた役者さんです。
 でも本業は売れっ子のコメディアンとか。
 どこの国でもお笑いの人たちがエンタテイメントの貴重な人材源になってますねぇ・・・

≪今週のワインランキングはこちらから≫

 明日は自分ではなくなってしまうのかも・・・『明日の記憶』を観てきました!

2006-05-21 15:24:41 | 映画DIARY
明日の記憶

 こんばんわ!
 昨日、夫婦の愛の絆を描いた映画『ナイロビの蜂』を観たばかりでしたが、今日は久しぶりに家内と二人で映画鑑賞してきました!

No.17『明日の記憶』(2006年 日本)
<監督>堤幸彦
<出演>渡辺謙、樋口可南子、坂口憲ニ、吹石一恵 他

 今日は”母の日”ってこともあり、子供達に留守番を頼んで夫婦ふたりで久しぶりに映画鑑賞することに。

 物語は2004年・春、東京。
 とある広告代理店に勤める佐伯雅行は今年50歳となり、職務も部長職を任されて仕事盛りの絶頂期を迎えていた。
 しかし、そんな彼にも最近、不安なことがいくつか。人の名前が思い出せなかったり、得意先との商談の約束を忘れたり、原因不明な頭痛に襲われたり等・・・

 そんな事が度重なる中で心配する妻・枝実子は雅行を病院に無理やりに連れていくことに。
そこで医師が下した診断はなんと”若年性アルツハイマー症”だった。

 病名に戸惑い、ひとり苦しむ雅行。だが着実にその病魔は彼の体を蝕んでいくのだった・・・

 といった”若年性アルツハイマー”に罹り、自分の記憶(自分自身では)が無くなってしまうという恐怖とあせりに完全と立ち向かった夫婦の姿が描かれる。
 夫婦の愛の絆を描いた昨日観賞の『ナイロビの蜂』と共通して感じられるのは女性の強さです。
 家族がどんな困難に直面しても逃げないでも守り包んでくれるその母性愛は家族をそして夫婦の愛を更に強固な絆へとつくりあげてくれるという事を。

 実は数年前に僕自身も体調を崩し、自分自信を見失いかけた時期がありました。
 仕事への意欲も失せ、死さえ選びそうになった時に手を差し伸べてくれたのはやはり僕の妻でした。
 そんなこともあり、この映画に感情移入してしまい。そのセリフひとつひとつに思わず涙してしまいました。

 ”人はひとりでは生きていけない。この厳しい世間に揉まれて例え、仕事失い、仲間や友達を失っても。まだ妻と家族という強い味方がいることを決して忘れてはいけない・・・改めて妻に感謝!!”

 ラストシーンを観終えて思わずそう感じさせてくれた一作でした。

<評価>☆☆☆☆

 観客の8割方は50歳以上のご夫婦または女性という感じでした。後ろの席の女性もすすり泣きというより号泣されていたにつられて僕も大泣きしてしまったよ・・・!


≪大切な人に送るワイン特集はこちらから≫

 強い夫婦愛を描いたサスペンス『ナイロビの蜂』を観てきました!!

2006-05-20 10:52:53 | 映画DIARY
ナイロビの蜂 オリジナル・サウンドトラック

 おはようございます!

 僕がファンのレイチェル・ワイズが本年度のオスカーの助演女優賞を見事GETした映画『ナイロビの蜂』を早速観てきました!

No.16『ナイロビの蜂』The Constant Gardener(2005年 英国)
<監督>フェルナンド・メイレンス
<原作>ジョン・ル・カレ
<出演>レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ 他

 う~ん、観終わった後にジワリと込み上げてくる涙!
 夫婦ってものの在り方を又、見せられた様な・・・

 物語は現代のケニアのナイロビ。
 そこに駐在する英国外交官・ジャスティンと妻・テッサ。

 夫・ジャスティンは庭いじりが趣味の秩序正しき、控えめな英国のジェントルマン。
対する妻・テッサはアフリカの貧しき人達の救済に奔走する熱き情熱を持つ女性。

 そんな夫婦に突如悲劇が・・・救援活動で向かった先で妻・テッサが亡くなるという報が夫・ジャスティンの下に届く。
 ジャスティンの脳裏に蘇るテッサとの出会いからの数々の想い出。そして、テッサの行動に無関心だった故の後悔の数々。

 しかし、ジャステインが自宅に戻ると既に警察当局が既に証拠品としてテッサのパソコン、書類等押収していた。
 辛うじて残っていた手紙の中から友人・サンディがテッサに送った手紙を発見し、テッサの死に対してある疑問が浮かび上がる。

 遂に立ち上がるジャスティン。妻・テッサの死の真相を探る為に・・・そこに見えてきたのはある製薬会社と役人との黒い癒着だった。
 果たしてその巨悪を裁くことが出来るのか?

 といった妻の死に直面し、残された夫がいくつかの秘密というパズルのピースを嵌め合わせいくことにより徐々に事件の核心に近づいていく様を描いた脚本は2時間の時間も感じさせない上質な出来映え。

 そこで並行して描かれる妻テッサの行動の偉大さ。
それとテッサのジャスティンに向けた愛の真実を夫ジャスティンが改めて感じていく中で、その全ての愛の大きさをも確信することに。
 それはジャスティンにとっては雄大なアフリカ大陸の様に大きかった。
 ”テッサは僕の家だ”・・・”僕は今、君に帰る”と。

 でもこの映画の様に失くしてからその存在の大きさに気付くことは誰にでもあること。
 熟年離婚が多い昨今の日本社会でもお互いのパートナーとの結びつきと存在意義の大きさを確認する意味でも観て欲しい一作です。

 それでは、又!

<評価>☆☆☆☆

 映画の中で出てくる妊婦のレイチェル・ワイズの入浴シーンですが、SFXも一切なしの正真正銘、当時妊婦だった生のレイチェル・ワイズです。

≪原作本もこちらから≫
ナイロビの蜂(上)ナイロビの蜂(下)
≪大切な人に送りたいワイン特集はこちらから≫

 今週の『神の雫』(週刊モーニング連載中)は・・・

2006-05-20 10:33:42 | ワインDIARY
神の雫(6)

 おはようございます!
 今週の『神の雫』は先週からの続き、”第ニの使徒”を探す雫の下に。

 突然現れた、懐かしのミステリー作家・夏八木女史。
 彼女に送られたラベルの無い黒いボトルのワイン。彼女に与えられた使命はそのワインの正体を明かすことだった・・・雫は早速、そのボトルを開けて飲むのだが。

 その正体は香り、味わいからボルドー左岸のワインだと直感する雫だった。
そして、そのワインの持つイマジネーションは顔の見えない女性の面影を感じさせるものだった。しかし・・・

 今回、夏八木女史のプライベートの一部も・・・出版社の担当編集者との不倫関係。
 ちょっと2時間サスペンスっぽい匂いを感じさせながら来週へと話は続く。

 一方、ライバル・遠峯はタクラマカン砂漠で謎の美少女と出会う・・・

*今週、雫たちが”第二の使徒”探しのヒントとして会社で飲むのが
シャトー・コス・デス・トゥネル[1997]
シャトー・コス・デス・トゥネル97年でした。
 サンテステフ村産のメドック第二級のシャトーですが、”スーパー・セカンド”と呼ばれて評価の方は年々うなぎ登り。
 メルローのブレンド比率高いのも特徴。
 その品質の高さは言うまでもないですが、価格の方は5大シャトーと比べると若干お買い得感ありかも。

* ネットで『神の雫』ワインセットってものを発見しました。
 お買い得かも・・・

男は亡くなった友との約束守る為に旅に出た・・・『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』

2006-05-16 21:27:03 | 映画DIARY
 こんばんわ!
 GW中に観た映画でまだブログアップしていなかった『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』を。
 最近、某社の缶コーヒーのCMにも出演してるジョーンズ叔父さんの初監督作品です。

NO.15『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』(2005年 米)
<監督>トミー・リー・ジョーンズ
<出演>トミー・リー・ジョーンズ、バリ-・ペッパー、フリオ・セザール・セディーロ他

 亡くなった友の亡骸を埋葬するという約束を守る為に友の故郷を目指すロード・ムービー。
男と男の熱い友情を描いている映画らしいのですが、いかに・・・

 話はテキサス州西部の荒野。
 一匹のコヨーテが二人のハンターから狙撃されるところから始まる。
しかし、コヨーテがかじっていたのは人(メキシコからの亡命者、メルキアデス・エストラーダ)だった。

 早速、亡骸の安置される病院に駆けつけたメルキアデスの友人でこの映画の主人公・ピートが登場!
 自分が今の牧童の仕事を世話し、年の離れた友人として長年付き合っていたこともあり彼の死の現実を認めきれないピート。
 メルキアが銃殺されたという事実を知り、犯人捜しに奔走するピートに○○○フレンドの・レイチェルから情報が入り、メルキア殺人の真犯人はなんと新入りの国境警備員のマイクであるということを知る。
 
 警察も国境警備隊も身内のミス(マイクが自分が銃で狙われていると勘違いしてメルキアを誤射してしまったという事実)を隠す為に真実を明かそうとはしない。
業を煮やしたピートはある行動に出る・・・

 ピートと亡きメルキアの遺体、そして、メルキア殺しに関与したマイクの不思議な珍道中が始まる・・・

 とここまで主な筋を書いていると主人公たちがカウボーイということもあってか最近、観たばかりの『ブロークバック・マウンテン』までは過剰ではないが男と男の友情ってものを程よく実感させてくれたし、主人公たちが荒野を往く後ろ姿にはイーストウッドの『夕陽のガンマン』の哀愁とカッコよさも感じさせてくれた。

 でもこの映画は単なる男と男の友情ものでは終わらないんだよね。
 ラストに大ドンデン返しが待っているのだ。(僕的にはこの映画の主人公はピートではなくマイクだねって。)
 良い意味で”一杯食わされた”のだが、この映画はピートとメルキアの友情の物語が主軸で描きつつもメルキアを誤って射殺してしまったマイクの魂の贖罪と立ち直りまでを描いた人間再生の物語なんだと。その手助けをピートがやったと。
 
”人間誰にも過ちは付き物さ・・・”

 ラストに静かに消えていくピートの後ろ姿を観て、僕は確信した!

<評価>☆☆☆☆

 トミー以外は割りと馴染みのない役者さんが多いこともあり、映画はテキサス、メキシコのほのぼの感満載!
 個人的には中盤に出てくるメキシコの田舎町のバーが味があって好きです・・・

≪ワイン売れ筋ランキングはこちらから≫

 今週の『神の雫』(週刊モーニング連載中)は・・・

2006-05-15 23:51:29 | ワインDIARY
 こんばんわ!
 今週というよりも先週になってしまった今回の『神の雫』。

 早速、始まった”第二の使徒”探し。
ライバル・遠峯は遠くタクラマカン砂漠まで行ってしまうし、雫の方もイタリアワインに絞込みつつもまだ行く末は遠い様です。

 そこに又、事件で~す!
 父・故豊多香氏の知人であった著名なミステリー作家・夏八木女史に送られた、バッカス(酒神)からの奇妙な手紙とワインが1本。

 その遡上も判らないワインの正体を探る為に雫たち。

 以下、次号に・・・

 今回のワインはワイン事業部の同僚・本間が薦めるのがこのワイン。
トスカーナのキャンティ・クラシコの中心に位置するところに畑を所有しているのですが何故かIGTでしか商品化していない風変わりなワイナリーです。
 女性の顔をエチケットに絶対入れているのと良質なヴィンテージにしかリリースしないところにもこだわりを感じますね!

レ・ペルゴーレ・トルテ 2001年Le Pergole Torte[2001]

レ・ペルゴーレ・トルテ 2001年Le Pergole Torte[2001]でした!!

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