パフィンの生態

映画と美術好きなパフィンの感想を記録。香港映画が一番好き!

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ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007年11月06日 21時20分37秒 | 日本映画
2007年、山崎貴監督。2005年に上映されロングランを記録した
『ALWAYS三丁目の夕日』の続編。キャストもスタッフも同じなので
懐かしく安心して楽しめた☆☆☆

このシリーズの最大の魅力はCG技術によって昭和30年代の東京を
再現した点。前回は都電や昔の車が走る様子や東京タワーが出来上がる
様子をスクリーンで観て感動したものだ。

続編では日本橋や羽田空港が再現されたり、東海道本線の普通列車と
特急列車、車窓からの風景を見たりできる。

物語は鈴木オートに預けられる女の子に絡む一平や家族の逸話に和み、
茶川と淳之介とヒロミの行く末にハラハラし・・笑って涙する展開。
堤真一をはじめとする配役が抜群だからか、ベタな話でも心に染みる。
普通の人が主役のドラマで心が温まるのは最高


三人の子役は個性的でよいし、大人たちも各自の人生を受け入れながら
前向きに生きていて気持ちがよい。そんな大人にまじって一人、大人に
なり切れない茶川の「純情」が光る演出。

「キサラギ」の脚本を担当した古沢良太が今回も参加しているだろうか。
登場人物に人間味がある点が「キサラギ」の面白さだった。似たものを
「ALWAYS・・」の脚本にも感じる。少ない台詞で人物の心情および背景を
浮かび上がらせる脚本。言葉だけでなく俳優の演技によって観客の心を
動かす映画が好みなので「キサラギ」も「ALWAYS・・」も好き☆


「ひと並みの暮らし」をさせる事を条件に淳之介を渡さない茶川。
精一杯やっているのに淳之介に心配かけ、勇気がなくてヒロミを
迎えにいくこともできない。水道の水で頭を冷やしながら
壁を叩く姿が不器用、無口な茶川を象徴している。
自分の職業を恥じ、黙って姿を消すヒロミも不器用な人。
謙虚であるコト、自己中心でないコト好きだな~。

短気だが男気のある鈴木と戦友との逸話も良い
六子の幼なじみの逸話も変化をつけるのに効果的。

「世の中には金で買えないものがある」今回、心に残った台詞。
今も昔も「本当に大切なもの」は金では手に入らないのでは?

前回は淳之介の健気さに泣かされたが、続編では一平君の気持ちが
いじらしい。前回に続き、六子の成長も頼もしい。
やっぱり好きな映画

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4 コメント

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続編 (chikat)
2007-11-07 22:33:11
こんばんは
これぞシリーズⅠ、Ⅱというのではなく本当に続編として作られていたのでよかったです。
ちょっと、主要人物全員のエピソードを入れるために全体が薄味になっちゃったのが残念だけど、前作同様笑って泣けました。
やっぱり堤真一のキャラが最高!
あの気の短さに江戸っ子を感じます。
貴重な俳優☆ (パフィン)
2007-11-08 20:52:32
>chikatさま、

こんばんは♪
前編だけで終わっても完成した作品でしたが、
この続編も同じように感情移入できましたネ!
笑って、泣ける娯楽映画って貴重☆☆

そうそう、堤真一なしにはALWAYSの世界は
成立しなかったと思います。
短気で人情があるのが江戸っ子ですよね。
堤真一はどんな役も安定して演じられる本当に
素晴らしい俳優

土曜日の夜11時10分から上映の「SP」では
東大卒なのにキャリアではないSPとして
岡田准一を見守る上司として出演
脚本 (kazupon)
2007-11-10 19:36:55
パフィンさん

遅くなってしまいました。
前作はVFXで昭和を再現!みたいな方にばかり
気をとられてしまって、あまりのめりこめ
なかったんですけど、今回構えてなかった分
とても気に入りました。^^
脚本は古沢さんと監督の共同だそうなんですけど、
「キサラギ」も登場人物全員に愛が行く脚本で
古沢良太さんいまどきドロっとさせないいい話を書ける方ですごく注目してます。
古沢さん (パフィン)
2007-11-11 23:25:05
kazuponさま、今回の方が物語に集中できましたか♪



「キサラギ」を観ていると山崎監督がイメージする世界を湿っぽくならず誰かに愛情を持てるような脚本で描き出せたのは古沢さんの参加が大きいと感じました。



今後が楽しみですね☆

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