パフィンの生態

映画と美術好きなパフィンの感想を記録。香港映画が一番好き!

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

呉清源 極みの棋譜

2007年11月21日 20時40分54秒 | 香港・中国映画
2006年中国映画、田壮壮監督。14歳で中国から日本に留学した
天才が囲碁に向きあう真摯な姿を描いた秀作。呉になりきって
精神世界を体現したチャン・チェンの演技が素晴らしい!

日中戦争による母(シルビア・チャン)との別れ、肺病を患い、
日本人と結婚し、宗教団体に属しながらも常に囲碁を忘れなかった
呉清源。戦前、戦後にかけて実施された「打ち込み十番碁」で勝ち
続けた彼の生涯を淡々と描いた静謐な作品に心洗われる。

昭和の面影を残したロケ地、和服の立ち居振る舞い、日本家屋の様式美など
丁寧に作った制作スタッフに敬意を表したい。柄本明、
野村宏伸らの存在感、松坂慶子の美しい日本語が良かった。

最も印象に残ったのは音楽がほとんど使われないこと。
自然の音(風や波や鐘の音)と碁石を握ったり碁盤に置いたりする音が
囲碁の奥深さを感じさせるのに効果的。

囲碁の勝負ではなく、試合に命を賭けた男たちを描いたため囲碁を
知らない観客の心にも訴える美しい映画になった。

チャン・チェンは映画によって別の顔を見せてくれるが、この
作品は彼の演技の集大成と言えるのでは?
コメント (4)   この記事についてブログを書く
« ボーン・アルティメイタム | トップ | ミッドナイト・イーグル »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
美しい作品でした。 (sabunori)
2007-11-21 22:16:41
パフィンさーん、もちろんご覧になりましたよね!
確かに音楽はほとんど使用されず、碁石を置く音や自然の音が耳に心地よい作品でした。
対局の神聖な空気も背筋がピンと伸びる思いでした。
扇子などの和の小物使いも美しかった!
チャン・チェンは呉清源そのものに見えました。
友情も☆ (パフィン)
2007-11-21 22:25:14
sabunoriさん、早速のTBとコメントありがとう
ございます♪

月曜日に新宿で観て、用事があったのに
ぼ~~と帰宅してしまったぐらいに作品の
世界に引き込まれてしまいました。

あんな静かでさりげない人情が存在する時代が
あったのですね!
対局シーンは見事でしたネ!
この映画は無駄を省いた潔い美を見せてくれた
久しぶりの佳作でした、好き好き☆
Unknown (mig)
2007-11-22 10:48:14
パフィンちゃん、
昨日パフィンちゃんお元気かなぁ?ってふと
おもっていたの、コメントが入ってテレパシーかな?ってびっくりでした

これ、、『onceダブリンの街角で』の時に予告やっていて、渋いなぁ~と思ってみてましたの。
こういう映画もちゃんと劇場で観るの、さすが☆

そういえばシンチーの新作まだかなぁ。。。
ドラゴンボールの実写版にプロデューサーとして参加するみたい。
パフィンちゃんは香港そろそろ行きますか~?
わたしは来年こそ行こうと思ってます
今日は寒いね~、風邪をひかないようにね。
シンチー☆ (パフィン)
2007-11-22 17:47:14
migさま、マット・デイモンがセクシー男って…ちょっと違う!

この映画観た日は電車の中で『Once』とどちらにしようか迷って駅直結の新宿にしました。俳優チャン・チェンは『レッドクリフ』(ジョン・ウー監督)にも出演する台湾明星です☆



シンチーの新作はクリスマス正月に間に合わなかったみたいで残念ですねぇ…



マイル消化のため来月中旬は香港に行きますよん!シンチーとトニーやリンチェイの手形見たいな♪



来年のチケットも予約しちゃった。バンコクだからシンチー映画が上映されてたら見るつもりyo♪♪



あの映画連休中に観ます!楽しみ☆いつも優しい心配りありがとうございます。

香港・中国映画」カテゴリの最新記事