風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

今日は返品の日。そして、Mac設置!

2006年04月11日 | 出版
今日は火曜日。取次から返品がやってくる魔の曜日だ。
火曜日になると、腹巻オヤジは必ず遅れて出社する。
返品が憂鬱で出社拒否症になるそうだ。

どんなに書店から受注をもらっても、
店頭で売れ残れば取次を通してこの火曜日に戻ってくる。
長い間書店に並べられ、時折お客さんに見てもらった書籍たちは、
カバーが少し色褪せ、挟み込まれたスリップの坊主(書籍から顔を出している
丸いつまみ口)は折れ曲がっていることが多い。
1度は役目を終えたかのように見える書籍なのだが、
これらを早々に店頭にもどす準備に入る。
カバーのかけかえをして、スリップを新調し、
シゴキ棒(要は週刊誌に紙やすりを巻きつけたもの)で汚れを落とし整える。
この一連の改装工程を経て、書籍は明日から書店へまた旅立つことができるのだ。

明るい決定!
『うたうぬりえ帖』上巻をまた増刷することになった。
これでトータル ン万部!
そこで、まず紙屋さんに紙の発注をする。
次に印刷屋さんに増刷の手配をお願いして、注文した紙に印刷してもらう。
最後に、製本屋さんに連絡して、印刷した紙を製本してもらい書籍の完成。
どの業者さんが抜けても、書籍はできない。

あきやま先生から昨日いただいたパソコンをいよいよ設置することになった。
昨日は結局ダンボール箱から出しただけで、腹巻オヤジはやめてしまったのだ。
オヤジは本日打ち合わせで忙しく、設置隊長はわたしに。
オヤジが戻ってくる前に、なんとか終わらせねばならない。
外付けハードディスクが3つもあるからか、それをつなぐ配線が多い。
足りないスカジーケーブルを買いに、アキバへ自転車を走らせた。
向かう途中に雨が降り始める。相変わらずタイミングが悪いな。
帰り道は本降りになってたので、買ったばかりの配線に
水が入らないように気を遣う。
本郷に戻った時には既に昼を過ぎていたので、先に昼食を取ることにした。
設置は完了するが、ハードディスクの1つが起動しない。
オヤジが戻り、隊長交代。
今もなお悪戦苦闘中だ。


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