風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

auはやめよう(続)

2018年08月31日 | 出版
某日、機種換えしたケータイの1回目の引き落とし日ということである。一番安い料金プランに変更したから、2000なんぼの支払ということになったはずだ。それまでは、使ってもいないのに3000なんぼも払っていたのだから、いくらか安くなったわけである。そこで、すでに3000円をじぶん銀行の小生の口座に入れておいた。隣りのコンビニで入金できるというのは便利である。
その便利さとは別に、いまだ「My au」なるサイトに入ることができず、イライラが続いている。パスワードがわからないのだ。パスワードとは別に暗証番号なるものがあり、これも忘れちゃっていたので、KDDIから送ってもらった。それで「My au」に入れるのかと思っていたら、それとは別にパスワードが必要げな。auのガラケーを使い始めて、そろそろ20年近く経つことだろう。その最初に登録した一連のものなんて覚えているわけがない。そこでふと思う。まさか、妻の名前をパスワードになどしていないだろうな。
引き落とし日、じぶん銀行のマイページにはログインできる。そこで無事に引き落としが終わったことを確認しようと見てみたら、引き落とし金額が5000なんぼで、残高不足ですと出てやがる。頭にきちゃった。なんじゃそりゃ!とauの問い合わせセンターに電話する。そして、これがまたムカつくことに、auがHPに出している0077で始まる問い合わせ番号が、会社の電話からではつながらないのだ。つながらない番号など表示するなよ、と思う。そして、その下に小さく掲載している0120で始まる番号に電話を入れた。
待つことしばし。ようやく苦情担当の女性につながる。おそらくは、KDDIのサポートセンターなんてどこかの田舎に置かれていて、地元の雇用促進に役立っていることだろう。しかし、いくらマニュアルに忠実にしたがうだけとはいえ、サポート対応の電話に一日中対応し続けるなんて苦痛でしかないはずだ。近代的かつ無機質でクソ広いオフィスのほとんどがブースに仕切られ、そのクソ狭い各ブースのなかにこもってお客のああでもない、こうでもないという話を朝から晩までずっと聞かされるわけである。資金繰りの苦しみとは別次元だろうけれど、ただの苦痛労働なんだろうなと想像する。まさに、マルクスの疎外という概念の21世紀版だ。人間に、人間のふりをしたロボットになれと強制されているからである。
そんな状況は目に浮かぶのではあるけれど、2000なんぼがなんで5000なんぼになってんだ!という小生の怒りが収まっているわけではない。しかし、感情的になってもしょうがないからと、なるべく落ち着いて電話に出た女性に質問内容を説明した(つもり)。それがどの程度落ち着いたものであったのかは小生に判断できる性格のものではなく、小生の話を聞いた彼女が主観的に判断するものだろう。ただしこちらの主観として、彼女に怒りをぶちまけてもしょうがないだろうくらいの気持ちは持っている。
そこで彼女の説明するに、「お客さまは、先月機種変更されていますよね。その変更手数料が3000なんぼありまして、それが基本料金に上乗せになっております」げな。それを聞いて、脳の血管がブチッと切れそうになった。auショップに行って機種変をした際、そういう説明をまったく受けていなかったからだ。死ねや、お茶の水店! その前に機種変をしたのはもうずいぶんと昔なので、そのときのことはよく覚えていないが、そんなカスリ銭を取られた記憶はない。言った言わないと、いまさら言い出してもどうしようもない話ではある。それでも、腹立たしさはつのるだけだ。

自然に小生の口調がとげとげしくなり、皮肉なもの言いをし始めたことは自覚しつつも、それを抑えるすべを知らない。一方で、運悪く小生からの電話をつながされたその彼女には悪いなあという気持ちも芽生える。しかしその瞬間、小生に対峙してKDDIという会社を代表しているのが彼女なのだ。小生が感情をぶつけられるのは、彼女しかいないということになる。なんなんだろうか、この疎外状況というものは。彼女を相手にしても腹の虫が収まらないから、お茶の水のauショップに乗り込んで直接文句をつけに行こうかとも考えるが、暑いので外には出たくない。しかし、彼女に当り散らしてもしょうがない。結局、隣りのコンビニに行って、財布から不足分を入金しておくことにした。
それにしても、と率直に感じる。auはどうして、こういう一番肝心なインフォメーションを明確に伝えないのだろうか。そのうえ、どうでもいい迷惑なだけのメールばかりは送りつけてきやがる。はっきり言って、auにはつぶれてほしい。冒頭に述べたように、20年近く小生はauユーザーであったが、いまではすっかりauに嫌気がさしてしまっている。そもそも、商品宣伝のメールなんてただただウザいだけだからやめてもらいたい。こちらは通信料を払っている側である。したがって、無料であるかないかにかかわらず、必要としない情報を送りつけられるだけで迷惑であるし、そうしたものを拒絶する権利があるはずだ。

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