風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

『介助の現場から』只今営業中

2007年03月08日 | 出版
昨晩は三崎町でKB先生、KN先生、I先生、S先生と『映画はこうしてつくられる』の打ち合わせをしたあと、20時頃から飲み屋の閉店時刻までKB先生とI先生と腹巻オヤジの4人で酒を飲んだ。I先生が「ランバダ」を日本に持ってきて流行らせたかただということを知り、一同大盛り上がり。サッポロ・ビールの「クール・ドライ」のCMで使用したのだそうだ。閉店時間を過ぎても話が止まらず、店員に声を掛けられようやく店を出る。終電ギリギリで帰宅。

出荷作業後、腹巻オヤジと打ち合わせをし、昨日に引き続き4月下旬刊行予定の『介助の現場から』(仮題)の営業に出かける。今日は渋谷・新宿・池袋の書店をまわることにした。まずはスイスイ歩くのがもっとも困難な渋谷からスタートする。ところが担当さんが午後出社だったり、14時出社の遅番だったりでなかなかお会いすることができない。順番を逆にするべきだったと後悔する。こういう出発前の「勘」が鋭くなるといいのだが。それとも「勘」というよりはむしろ「運」なのだろうか。担当さんが午後出勤のところを後回しにし、書店を行ったり来たりしていたら、時間ばかりが過ぎてしまい焦る焦る。

新宿へ移動し、ようやく昼食。食後に昨日鹿砦社さんに送っていただいた『紙の爆弾』を読んでいる間にウツラウツラ眠りについていた。だがそれも束の間、隣りテーブルを拭きに来た店員に足を踏まれ起こされる。手荒な店だなあ。

現在製作進行中の『介助の現場から』は、一人の介助士から見た身体障害者介護の日常を書いたノンフィクションのエッセイだ。身体障害者が書いたエッセイというのは数多くあるのだが、介助する側からのドキュメントはなかなかない。
書店に「障害者福祉」など専用の棚がある場合はその棚目掛けてお話しにうかがえばいいのだが、専用棚がない場合は、「医療エッセイ」や「ノンフィクション」など文芸書棚でお話させていただいている。書店の反応がいいのでひとまずホッとする。

ブックファーストルミネ2店では、現在公開中の映画「さくらん」に合わせて、原作本や映画のガイドブックに加え、吉原など遊廓関係の書籍や江戸関連書籍を豊富に揃えていて、フェア棚が盛り上がっていた。
今日は一気に池袋まで終わらせようと思っていたのだが、途中でタイムアップしてしまった。


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