風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

朝食を2回食べる

2008年03月04日 | 出版
6:30起床、9:00出社。段々、段々と、会社への足取りが重くなっている。朝飯を食べたのにまた腹が減る。会社に着いて荷物を降ろしてから、近くのなか卯へ。納豆定食参百九拾円也。
足取りが重いところに、本日は返品日である。そうはいってもたいした量ではない。出荷もわずか。本当に低位安定となってきた。まいったな、こりゃ。
そこにH大学のA君から、「テレビ表象の社会学的分析」という学生研究の冊子の版下が送られてくる。実は、H大学で教鞭をとられているOさんに、この制作を頼まれていた。B5、288P也。その講座を取っている学生が何十人いるのか知らないが、拙い面も目立つものの、学生にとって大変な作業であったことは容易に想像できる。翻って我が身を反省してみるに、ほとんど学校に行かない大学生であったから、こういうことがあっても絶対に参加していなかった。だいたい、通っていた大学が大嫌いだったし、学部の同級生って顔も名前も知らない。
それで前から不思議なのは、大学の授業とかゼミとかって、実社会においてはまったく役に立たないのに、どうしてあんなにカリキュラムがある(あった?)のだろうか。教える方は大変だし、教わる方はやる気がないし、学生にしてみれば単位を取るためだけにあくせくしているだけだ。熱意のある学生で院にでも進学する気がなければ、まったく無内容なことばかりだと思うのだけれど、お金をかけて壮大な無駄に労力を費やしているようにしか見えない。知的なポトラッチという解釈は成り立つかもしれないが、それならばバイトにでも精を出していたほうが健全な若人にはいいように思えてしまう。まあ、オヤジには関係のない、どうでもいい話ではある。
そこにK印刷のYさんがお見えになったので、このあとの進行を確認。表紙のデータに不備があったので。再送してもらうようA君に連絡を入れる。途中、M印刷S氏から、次の仕事があるとの電話が入る。
そんなこんなで、午前中は終了。
昼飯でも食おうかと思ったが、さほど腹が減っていない。当たり前だ。二回も朝食を食べたばかりだから、そうそう腹は減らない。仕方なく(?)囲碁ゲームに興じることにする。おつむが資金繰りでいっぱいのためか、本日もまったくダメ。つらい。
その後、ようやく伝票整理に挑むものの、本日の返品分を入力したら厭になっちゃった。ようやく腹が減ったので、コンビニにおにぎりを買いに行く。14:00
午後の部後半戦は、『映画はこうして作られる』で豊島雅郎さんのリライトに入る。半分くらい終わったかな。明日にはアップさせたいものである。途中、M印刷S氏から、今回の仕事がキャンセルになった旨連絡が入る。次回に期待しておこう。

大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ! (有斐閣アルマ)
溝上 慎一
有斐閣

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿