限りなくゼロに近い

眠くて仕方がないので、昨日は早々に帰宅して早々に就寝。長時間、よく寝たはずなのに、爽快度は低い。しかし、水曜日よりはだいぶマシになったか。5：30くらいには目が覚めたのであるが、ずっとウツラウツラ状態が続く。6：30に起き出して、コーヒーを飲み新聞を読んでも、どこか眠い。朝飯を食べても眠い。ということで、朝食後、再び布団にＵターン。本日は、弁当を作る気力がわかない。しばらく布団の上でまどろんでから、8：30には家を出る。どんなに眠くても、本日は６月の〆日なのだ。ありったけの荷物を出荷してしまわないといけない（と意気込むほどの注文があるわけではない）。
そういえば新聞によると、米国経済はまだ底を打っていないとの見通しで、失業率が10％を超えるだろうとオバマが発表したそうな。すごいなあ、就労人口の１割が職にあぶれているということだ。さすがは100年に１回の大不況だ。日本では、１～３月が底だったと言われているが、そのせいかどうか、最近では派遣労働者の失業問題が話題にならなくなっている。前任者の失政とは言え、オバマの人気にも翳りが出ることは避けられないだろうから、これからが大変だ。
米失業率１０％超す見通し(産経新聞) - goo ニュース
ついでに、米国ではカードの返済不能者が増加しているようで、これも景気の悪化に拍車をかけることは間違いない。究極の景気対策が戦争であるとは、これまで鬼畜米国が常套手段としてきたことであり、鬼畜たる所以でもあるのだが、前任者のズッこけた戦争のおかげで、オバマとしてはなかなか直裁にその手段を選択できないだろう。国有化企業を抱えることで、景気の建て直しと雇用状況の改善を地道に図るつもりなのだろうか。これまで充分に人さまに迷惑をかけてきた連中だから、米国が苦しむさまにはザマーミロ！という気分がないわけではないが、今後は、人さまへの迷惑を謝罪し、自助努力をしてもらいたいものだ。民主党政権は、伝統的に汚いやり口（謀略）を得意としているので、今後も監視が必要だろう（対して共和党は強引な手段が多い）。もしかして、イランの混乱も米・民主党の仕業かいな。
5月の米クレジットカードローンのデフォルト率、過去最悪を更新(トムソンロイター) - goo ニュース

鬼畜米国がツブれるのはいいけれど、こっちまでツブれるわけにはいかない。しょうがないから仕事を始めることにするが、文字通りあっという間に〆日の出荷は終了。困ったものだ。８月の資金繰りが思いやられる。そこで伝票の整理を始めることにすると、今月は５回も返品日があったことに気が付く。どうりで返品が多いわけだと自分を慰めることにしよう。
そこでシジフォス的努力をする意欲をまったく失い、時計をみるとお昼近い。あ～ぁとため息が自然とこぼれ、労働を放棄する。ということで囲碁。少し励んでいると、明日、電話が止まる予定日であったことを思い出す。電話代くらいはまだ残っているだろうということで、そそくさと銀行に出かけることにする。しかし金がないなあ。
ついでにラーメン屋に立ち寄り、本日もお昼はラーメン。弁当を持ってこないと、ラーメンばかり食べているような気がするが、気にしないことにしよう。13：30に社にもどるも、返品伝票を見ると、労働する意欲がわいてこない。そこに某書店さんから、『ぶらヂン』の電話注文が入る。「文春さんから文庫化されていますけれど、弊社の方でいいんですか？」とたずねると、「それでかまいません」という返事。こちらにしてみれば、風塵社版が売れるに越したことはない。
ため息ばかりをついていてもしょうがないから、伝票整理作業を行うことにする。売上が悪いと、伝票を整理する意欲がわかず、ついつい後回しにしてしまう。一月分の返品伝票をウンウン唸りながらパソコンに入力していると、Ｐ舎Ｉ氏が、「やっと仕事する気になったんですか」と、蔑みの色を眼に浮かべてからかいやがる。ウルセーってんの。しかしまいった。８月の取次入金は、限りなくゼロに近いことになりそうだ。６月が失われた一月になりそうな雰囲気である。水面下の努力が、なかなか結実しない。
途中、某所からビデオとDVDが届く（画像）。現在進行中の『読むドキュメンタリー映画』（仮題）に、このビデオの紹介も載せようとしていたのに、手を廻してからだいぶ経ってから到着した。掲載に間に合うのかどうかは、はなはだ疑問だ。
16：00、千代田区Ｓ社まで組版の仕事をもらいに出かける。社にもどってくると、汗が吹きだす。気温が急に上昇しているようだ。蒸し暑い。のどが渇くので発泡水を飲みたいが、手元不如意につき、ここは水道水で我慢。ファクスからは、楠山さんからの原稿が届いている。Ｓ社の仕事に入る前に、まずは入力作業。ついで囲碁。17：30、さてさて仕事でもするか、それとも酒でも飲むか。