眠そうだねえ

やれやれ、今週はハードになりそうだ。月曜日は早々に寝ておいてよかった。昨夜は、夕方からＭ印刷さんの仕事に入る。隣りのＰ舎では仕事が終ったので、Ｐ舎のPCを借りて別のＭ印刷さんのお仕事。読み込んだ索引のデータを総合する作業が、こちらのPCでは力不足でなかなかできないため、Ｐ舎のパソコンでその作業を始めたのであるが、これがまた時間がかかるんだな。そのかたわら、ファクスからは救援連絡センターから、ドバドバ割付表が送られてくる。一度にどっと送られても、一度に作業できるわけがない。
作業の途中、奈良のＯさんから電話が入り、昨日の日中に終わらせたこちらの作業に数箇所ミスがあったという指摘。どうもごめんなさい。こちらも焦ってばかりいないで、もう少し落ち着いて仕事ができるといいのだけれど、そういう環境にないというのがつらい。ついでに、献本などについて打ち合わせておく。
22：30、ひとつの作業に区切りがつき、終ったはずの索引データを見てみたら、読み込みの設定を失敗してやがる。少しため息をついてやり直し。暇なので焼酎をチビチビ飲みながら、囲碁に興じることにする。ところが、序盤戦で相手の種石を殺していい気になっていたら、こちらの浮き石に生きがない状況である。あわてて逃げる逃げる、しかし行き止まりだ、そのうえ大石になってしまった、まいったなというところに、Ｙ印刷Ｎ氏から電話。「あのー、カバーの定価表記とスリップの定価表記で金額が違うのですが、どちらで進めましょうか」。ギョエーッ。とんどもない見落としがあった。あわてて、「スリップのほうでお願いします」と伝える。
危ない、危ない。カバー刷り直しとなるところであった。あわててデータを確認すると、古いデータを送っていたようだ。どうもごめんなさい。結局、こちらの大石がジェノサイドされて投了。落ち着いたところで、もう一杯。ところがいつまでたっても、Ｐ舎のパソコンで行っている、やり直し中の索引データの総合が終らない。しょうがないから、そのままにして帰宅することにする。

明けて本日。今朝も寒い。布団から出る意欲がわかず、気が付いたら8：00近い。あわてて起き出し、飯と納豆をガガッとかきこんで会社に向かうことにする。9：30出社。
早速Ｐ舎のパソコンを見てみると、無事に昨夜の作業が終っていて一安心。そこでまずはＮＴＴに電話。例によって、本日が「利用停止予定日」なのだ。本日中に払いますから、電話回線を止めないでくださいと哀れに懇願してから、お仕事開始。Ｐ舎のパソコンからこちらのパソコンにデータを移し、索引部分をあとで加工するためにテキスト化しておく。
わずかばかりの出荷を終らせ、『ポピュラーＴＶ』の校正作業に入る。しかし、いろいろと金策のことが頭をよぎり、なかなか集中できない。おいおい、それで校正は大丈夫なのか？80Ｐほど終ったところで、11：30。集中が切れて囲碁ゲーム。素晴らしい捨石作戦から敵の大石をジェノサイドして気がよくなったところで続きの作業。途中、某金融機関から電話があり、こちらの手落ちを指摘される。130Ｐまで校正が進んだところで、昼飯兼自分探しの旅に出ることにする。
外は、小雨交じりの寒い陽気だ。ところが目の前を、上着を脱いで腕に持ち、半そでをまくりあげているおじさんが歩いていく。このクソ寒いのに、こいつはアホか？そのうえ、小生の財布の中には漱石が一枚のみ。ラーメンを食べに御茶ノ水まで行くのもいやなので、本郷のさくら水産の500円昼飯にすることにする。帰りに銀行によって電話料金の振込み。これでまた1ヶ月は電話を使うことができる。しかし、本当に貧乏学生のような暮らしぶりで、学生のころから何一つ進歩していない自分に嫌気がさす。可能ならば、明日は弁当を持ってこよう。
14：00にもどり、作業再開。そこに、Ｐ舎へお客さんが見えられ面白い話となる。その後、校正再開。一ヵ所気になるところがあり、町田のＦさんのところに電話をするがなかなか捕まらない。三崎町のＫさんにケータイの番号を教えていただき、また電話。「はいはい、どうしたの？」とばあ様の声がする。「オレ、オレ」といおうかと思ったが、それはやめて「間違えました」と謝罪。
その後、また気になるところを発見し、今度は越前市のＳさんのところに電話。こちらは、本人が自宅にいらしたので、スムーズに解決。16：00、200Ｐまで終了。集中が切れたとたん、急に眠気が押し寄せてくる。しばらく意識不明。途中、救援連絡センターＳさんから電話。「あれ、どうしたの？眠そうだねえ」「いま寝てるところです。むにゃむにゃ」。その後、何か用件を話したのかもしれないが、何も覚えていない。
これから某所に出かけ、その後、別の作業をしないといけない。おっと、Ｅ堂製本に、まだ発注のファクスを流していなかった。これも早く送らないとまずいのである。