昨晩はＳ社のＦさんから請負仕事の件で連絡があり、19時に飯田橋駅で落ち合うことに。駅ビルのラムラでタイ風焼きそばをご馳走になりながら打ち合わせをする。でも打ち合わせをした時間はほんの10分ほどだったように思う。あとはひたすら世間話。Ｆさんの嘘か誠かつかめない巧みな話術に加えてクルクル変わる表情についていかれないマタンゴは目と頭が回った。なかでも驚いたのは、学生時代のＦさんが高田馬場駅で「電信柱によじ登ったり、路上でチンコ出して踊ったり」するアノＷ大生だったということだ。これは新入生を迎える４月によく見かける乱痴気パフォーマンスなのだが、新宿、渋谷のそれとはまた違う騒々しさがある。言われてみれば、たしかにＦさんなら率先してやっていそうだ。はじめてその種の奇人を目の前にしたため質問攻め。
さらに艶っぽい話になると、学生時代にお付き合いしていた彼女との同棲生活話が飛び出し、ドッキリ。早稲田でアパートを借りていた彼女の家に転がり込んだＦさんは、毎夜Ｎ目坂をあがったところにある銭湯へ通い(マタンゴも利用中)、壁紙の薄い四畳半でセックスする日々を送ったそうな。タオルを口に詰め声を殺しておこなう性交は格別だったそうだ。まさに「神田川」の世界！
22時頃、解散。
土砂降りの雨音で目覚める。これだけ強い雨が降りつけても雨漏りしないボロアパート(我が家)が大変頼もしく思える。除湿機をつけ、軽く部屋の掃除をしてから出社。
倉庫の前にトラックがつけられていて、Ｐ舎のＩ君とＫさんが慌ただしく動いている姿が目に入る。荷物を置いてお手伝い。新刊『月子』が搬入したようだ。
出荷作業中に腹巻オヤジが出社。打ち合わせをしてからマタンゴは営業に出る。水道橋駅まであと15歩というところで急に勢いよく雨が降り始め、あっという間にびしょ濡れになってしまった。特にズボンと靴がグッショリ濡れてしまい、歩くたびにグシュッという音を立てる。改札を通ったところで会社から「あんまり(雨が)ひどけりゃ、帰ってこい」というメールが来るが、月曜日に早退してしまったこともあり、なんとしても売上を持ち帰りたいところだったのでそのまま突き進む。取りこぼしのある新宿の書店からスタートしたのだが、駅に着く頃には雨があがっていた。
晴れている間に国立、国分寺、吉祥寺とまわる。紀伊國屋書店国分寺店へ行き、芸術書担当のＳさんが他の版元さんと商談中だったため、書棚の陰でそっと待つ。が、なかなか終わる気配はなく、営業マン(男性・推定30代)が八王子駅でギターの弾き語りをしているという話を照れくさそうにしているのが聞こえてくる。そ、そんなプライベートな話をしているとは！なんだかこちらが恥ずかしくなってきたので、先にサブカル担当さんのほうへ行くと、こちらも商談中だった。『クイックジャパン』の話をしていたのでＯ出版さんかな。商談が終わるのを待っていたら、さらに営業マンがやってきた。エレガントなご婦人だったため、「土砂降りにあたりませんでしたか？わたくしこんなにビショ濡れになってしまいました」と話しかけてみる。彼女は児童書の老舗のＫ社さんでした。
どこの書店も新刊コーナーでは分厚い『雑学大全２』(東京書籍刊)が積まれていて迫力があった。オビに「“実際のオシドリの夫婦は、とくに仲はよくない”というような知識の集大成」と書かれているこの本の横には『雑学大全１』があり、そのオビ文は「働きバチは、１日６時間しか働かない」だった。
それにしても最後に欲張って中野に寄ったのがいけなかった。あおい書店に向かう途中に怒濤の大雨にあたってしまい、出発時と同じく靴の中までビショビショに。ふりだしに戻ってしまったようでムナシイ。今日は降ったりやんだり落ち着かない天気だったが、明日は台風接近につき一日中大雨の模様。
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来月22日、『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』刊行記念・北尾トロさん講演会「古本についてぶらぶら語ろう」を三省堂書店神保町本店８階にて行います。
装丁のあきやまみみこ先生もゲスト参加される予定で、製作の裏話、本には書けなかった旅の秘話など、楽しい話が満載のトークになります。
ぜひご来場ください。
なお、腹巻オヤジは資金繰りの旅に出ている予定です。
【日時】
2007年9月22日（土） 開場14:30 開演15:00（終了は16:30頃を予定しております）
【会場】
三省堂書店神保町本店 8階特設会場（8階特設会場へは、正面入口側エレベータから）
【応募方法】
『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』をお買い上げ・ご予約のお客様先着100名様に1階レジカウンターにて整理券を配布しております。講演終了後、サイン会を行います。
【お問い合わせ】
三省堂書店 神保町本店 03-3233-3312（代） 10:00～20:00
詳しくは、三省堂書店告知のページをご参照ください。
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さらに艶っぽい話になると、学生時代にお付き合いしていた彼女との同棲生活話が飛び出し、ドッキリ。早稲田でアパートを借りていた彼女の家に転がり込んだＦさんは、毎夜Ｎ目坂をあがったところにある銭湯へ通い(マタンゴも利用中)、壁紙の薄い四畳半でセックスする日々を送ったそうな。タオルを口に詰め声を殺しておこなう性交は格別だったそうだ。まさに「神田川」の世界！
22時頃、解散。
土砂降りの雨音で目覚める。これだけ強い雨が降りつけても雨漏りしないボロアパート(我が家)が大変頼もしく思える。除湿機をつけ、軽く部屋の掃除をしてから出社。
倉庫の前にトラックがつけられていて、Ｐ舎のＩ君とＫさんが慌ただしく動いている姿が目に入る。荷物を置いてお手伝い。新刊『月子』が搬入したようだ。
出荷作業中に腹巻オヤジが出社。打ち合わせをしてからマタンゴは営業に出る。水道橋駅まであと15歩というところで急に勢いよく雨が降り始め、あっという間にびしょ濡れになってしまった。特にズボンと靴がグッショリ濡れてしまい、歩くたびにグシュッという音を立てる。改札を通ったところで会社から「あんまり(雨が)ひどけりゃ、帰ってこい」というメールが来るが、月曜日に早退してしまったこともあり、なんとしても売上を持ち帰りたいところだったのでそのまま突き進む。取りこぼしのある新宿の書店からスタートしたのだが、駅に着く頃には雨があがっていた。
晴れている間に国立、国分寺、吉祥寺とまわる。紀伊國屋書店国分寺店へ行き、芸術書担当のＳさんが他の版元さんと商談中だったため、書棚の陰でそっと待つ。が、なかなか終わる気配はなく、営業マン(男性・推定30代)が八王子駅でギターの弾き語りをしているという話を照れくさそうにしているのが聞こえてくる。そ、そんなプライベートな話をしているとは！なんだかこちらが恥ずかしくなってきたので、先にサブカル担当さんのほうへ行くと、こちらも商談中だった。『クイックジャパン』の話をしていたのでＯ出版さんかな。商談が終わるのを待っていたら、さらに営業マンがやってきた。エレガントなご婦人だったため、「土砂降りにあたりませんでしたか？わたくしこんなにビショ濡れになってしまいました」と話しかけてみる。彼女は児童書の老舗のＫ社さんでした。
どこの書店も新刊コーナーでは分厚い『雑学大全２』(東京書籍刊)が積まれていて迫力があった。オビに「“実際のオシドリの夫婦は、とくに仲はよくない”というような知識の集大成」と書かれているこの本の横には『雑学大全１』があり、そのオビ文は「働きバチは、１日６時間しか働かない」だった。
それにしても最後に欲張って中野に寄ったのがいけなかった。あおい書店に向かう途中に怒濤の大雨にあたってしまい、出発時と同じく靴の中までビショビショに。ふりだしに戻ってしまったようでムナシイ。今日は降ったりやんだり落ち着かない天気だったが、明日は台風接近につき一日中大雨の模様。
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来月22日、『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』刊行記念・北尾トロさん講演会「古本についてぶらぶら語ろう」を三省堂書店神保町本店８階にて行います。
装丁のあきやまみみこ先生もゲスト参加される予定で、製作の裏話、本には書けなかった旅の秘話など、楽しい話が満載のトークになります。
ぜひご来場ください。
なお、腹巻オヤジは資金繰りの旅に出ている予定です。
【日時】
2007年9月22日（土） 開場14:30 開演15:00（終了は16:30頃を予定しております）
【会場】
三省堂書店神保町本店 8階特設会場（8階特設会場へは、正面入口側エレベータから）
【応募方法】
『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』をお買い上げ・ご予約のお客様先着100名様に1階レジカウンターにて整理券を配布しております。講演終了後、サイン会を行います。
【お問い合わせ】
三省堂書店 神保町本店 03-3233-3312（代） 10:00～20:00
詳しくは、三省堂書店告知のページをご参照ください。
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あしたおそ３時です。