風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

昼寝

2008年07月01日 | 出版
疲れなのか、カゼでもひいたのか、体調がよくない。体は重い、頭はドンヨリ、労働意欲はゼロ。そのうえ、返品日である。積極的に会社に向かう気にもなれず、ボケーッと家でテレビを見てから出社。10:00。
早速、大阪屋からの返品が届いている。そのうえ、日販からも届くが、両者ともたいした量ではない。しかし、こちらの出荷も減ってしまっているので、ボディに効くのだ。
嗚呼、伝票を整理しないと。たまりにたまっている。

午前中、P舎の作戦会議。P舎が元気でないと、居候の小生は肩身が狭くなってしまうので、もっともっとがんばってもらいたいところである。したがって、この作戦がうまくいくことをひたすら念じることにする。
そこにM印刷Yさんご来社。現在製作中のものの追加原稿を届けに。3日までにはだいたい終わらせなければならないが、実はまだほとんど進んでいない。こちらに疲れがたまってしまったのか、サクサク進行していないので、少々あせる。
講談社のIさんから、三好春樹さんの最新刊『最強の老人介護』(本体価格1400円、画像)が届く。『月別うたうぬりえ帖』に掲載した三好さんの「月替わり生活ケア」が、本書の中に収録されているのだ。

そういうことで昼食後、作業をサクサク進めようとしたら、急に睡魔が襲ってくる。これも疲労のせいか。目が覚めると、すでに15:00前である。いやあ、時間の経つのは早い。こちらは30分くらい寝ていたつもりだったのに、まるまる2時間寝ていたことになる。まいった!
すっかり人生に嫌気がいやになって、神保町まで自転車で。三省堂神田本店で文庫本を2冊購入。1Fと2Fしか行っていないが、よく人が入っている。2Fのレジ前も5人ほど並んでいる。活気があるなあ。新潮文庫の100冊に、『蟹工船』がちゃっかり入っているから、なんだかおかしい。本というのは、意外な形で売れるものなのだなあ、と不思議な感じがする。だから、出版社の在庫資産の計上って、なかなか難しいのだ。『蟹工船』なんて、これまでは不良在庫の方であったはずであるが、いまや各社大増刷中だろう。
三省堂の前では、まばらな歩行者を前に、新雑誌『ダイアリーズ』なるもののキャンペーンを行っている。アナウンスのお姉さん曰く、「これまでにまったくない、新しいスタイルの雑誌です。ぜひ、手に取ってみてください」。
「新しいスタイル」って毎度毎度の売り文句で全然新しくないと思うけれど、『キング』(講談社)も『論座』(朝日新聞出版)も近々なくなるという時代に、思い切ったことをしたものだ。がんばってほしいが、小生には、買おうなんて意欲はまったくない。

帰る途中、松屋でマグロづけ丼を食べて帰社。16:00。さーて、がんばってお仕事しないと、終わらない。資金繰りの目処も立っていない。

夏本番 列島各地でスタート タスポ敬遠“顔パス”人気 (産経新聞) - goo ニュース
全国のタバコ屋さんをつぶす制度にしか思えない。

最強の老人介護 (介護ライブラリー)
三好 春樹
講談社

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