風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

お疲れ気味の風塵社

2007年06月01日 | 出版
昨晩は腹巻オヤジと23時過ぎまで『I am a fan――それぞれのファン研究』について長い打ち合わせをする。その間、ある作家さんから「ポップカルチュア選書」シリーズのロゴ案がファクスで送られてくる。待ちに待ったイラストだったので、オヤジもマタンゴも大喜び。送っていただいたロゴ案はA、B、Cと全部で3つあり、早速オヤジとあれこれいいながら選定する。明日、選書シリーズを企画してくださり、『I am a fan~』の著者でもあるKB先生にうかがって最終決定することに。

出荷作業後メールチェックをすると、『I am a fan~』の著者のかたがたから続々と原稿を届く。オヤジともろもろ進行スケジュールの確認をする。

11時前に、北尾トロさんが『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』の著者校正ゲラを持って来社。3人でオビ文を考える。「裁判長!旅に出てもいいすか」に決定。
オビ文が決まり時計を見るとすでに13時を過ぎていた。資金繰りの旅に出なければならないオヤジを社に置いて、マタンゴはトロさんとランチタイム。壱岐坂を下り、左の路地を入ったところにある「志苑」という中華料理屋に入った。二人ともランチメニューの「野菜麺と穴子丼セット」を注文する。どちらも美味しかったが、なんともいえない組み合わせだった。トロさんが「きっとこの店には穴子が安く手に入るルートがあるんだよ」といったのが面白くてクククク笑う。そして、トロさんはド貧乏マタンゴに気を遣ってご馳走してくださるのだった。ああ著者におごってもらうばかりで申し訳ない気持ちでいっぱい。いつか高給取りになってトロさんに「なんでもお好きなものを頼んでください!」と小胸を張ってご馳走するのが当面の目標です。

15時に、昨夜送られていきたばかりのロゴ案を持って、KB先生の研究室へ急ぐ。「コレ!」とBを指さし即答。その後、『I am a fan~』の著者であるTNさんがタイミングよく研究室にあらわれたのでロゴ案をお見せすると、同じく「コレ!」とB案を指されたので、こりゃあもうBで行こうと確信する。

社に戻り、『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』のカバーデザインをお願いしているあきやまみみこさんから、ISBNコードデータにゴミが入っているとの連絡が入る。慌てて確認すると、コードの合間に合間に小さなハイフンがいくつか残っているではないか。以前マタンゴが作成した際に、土台にしたデータが残ってしまっていたようだ。クワワワと頭に血がのぼる。あきやまさんのおかげでオオゴトにならずに済んだとはいえ、こういうミスはあってはならない。ミスが続き、気が滅入る。あきやまさん、ご迷惑おかけしてごめんなさい。

『I am a fan~』の組版データの修正作業を続ける。

これからKB先生の研究室にうかがい、今後の打ち合わせをする予定。


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