今月発行のファッション雑誌IMAGEの表紙を飾る写真はヤンゴン在住の日本人で、芸名はYUMIさん。
今日、シティマートで買い物しているとき、ぱっと目に入ったので思わず買ってしまった。
映画「血の絆」の主演女優といったほうがわかる人が多いと思う。
表紙の他に、10ページにわたってグラビア写真が特集で載っている。
ミャンマーで一番有名な日本人といえば彼女ということになる。
特集の題名は「ミャンマーに一生住み続ける覚悟の日本女性YUMIさん」
以下、ミャンマー語のインタビュー記事を翻訳(抜粋)
Q:雑誌社 A:YUMIさん
Q:YUMIさんは日本の有名な歌謡曲を集めてレコーディングする予定だそうですが、歌はずっと前から興味があったのですか。
A:日本のプロデューサーから歌を歌わないかという話はありましたが、実現しませんでした。興味はずっと前からありました。
Q:「血の絆」の後、映画に出演したことは?
A:ミャンマー映画「天に昇って踊りたい」に日本人役で出演しました。ある宝石会社の看板広告のためにモデルとして撮影したこともあります。
Q:YUMIさん、お子さん(男の子)が一人いますが、もう一人の予定は?
A:それについては周りの人たちからよく言われていますので、今考えています。
私の息子(長男)のミャンマー名はリンテッウインです。まだ1歳と11ヶ月です。
コーミョー(ご主人の名前)がキリスト教徒なので、英語名もあります。
日本名は「かつと」です。今は息子を日本名で呼んでいます。
Q:ご主人と一緒に芸能活動の予定は?
A:今、コーミョーと一緒に日本・ミャンマーの友好のためにCDを制作中です。
CDを販売して得られた利益はサイクロンの被害者のために寄付するつもりです。
Q:YUMIさんは一生、ミャンマーに住み続けるつもりだそうですが、そこまで惹かれる魅力は何ですか。
A:主人がミャンマー人である以上、私は一生ミャンマーに住みたいと思います。
でも、子どもがいますので、子どもは日本に行くこともあると思います。主人は外国に住むということは全然考えていません。
Q:今回の雑誌のモデルになってどう思いますか。
A:楽しいですよ。私は日本でも写真撮影の経験があります。日本の撮影と違う点は、日本では自分に自信がある場合は、アクセサリーをあまり身につけません。衣装だけです。衣装もとてもシンプルなものを選びます。派手な飾りなど何もないデザインですね。
ミャンマーではネックレス、イヤリングなどアクセサリーがとても多く身につけて撮影します。そうすると、読者がモデルの写真を見るとき、モデルの顔よりアクセサリーのほうに目が行ってしまいます。ミャンマーのモデルはアクセサリーを控えめにしたほうがいいと思います。
Q:これからの芸能活動について
A:雑誌の写真モデルと歌のCDの制作を頑張ります。
(翻訳終わり)
一児の母とはとても思えないスリムな体型のYUMIさん。
これからも日本とミャンマーの友好のために活躍が期待される。
ところで、ミャンマーで一番よく読まれているこのファッション雑誌の発行部数は何冊でしょうか?
答えは1000冊!
え~っ、そんなに少ないの?
とびっくりすると思うけど、心配要りません。
読者はその20倍の2万人だから。
ミャンマーではみんなで回し読みが普通なのです。