ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

日本に出発する生徒たち

2007年04月03日 | 日本語学校
先週から今週にかけて、日本の日本語学校や大学に進学するためにヤンゴン空港から教え子たちが次々と飛び立って行っている。空港には両親をはじめ兄弟、親戚、中には一族郎党、さらには村中の人々総出で見送りに来ているという生徒もいる。
我々日本人にとっては、海外に留学することはたいしたことではないが、ミャンマーの生徒たちにとっては人生をかけた留学であることには間違いない。
今年はわが校から10名の学生がすでに出発した。直接、留学手続きに関与しなかった生徒を加えると30名以上になる。
今まで、家族の中でぬくぬくと過保護に育てられていた生徒が、突然未知の国に独りで投げ出されることになる。
留学した生徒たちに聞いてみると、最初の1年は本当に辛かったという。外国での生活、言葉や習慣の違い、食べ物、学校での勉強、アルバイト。。。。
すべてが初めての経験で、ストレスも相当なものになるに違いない。誘惑も多いと聞く。でも、この1年を乗り越えるとひとり立ちできる。
留学する生徒たちには、目標を見失わずに最後まで頑張って欲しいと思う。