植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

ミヤマフユイチゴは,フユイチゴと,葉の形が違う

2008-10-26 10:58:22 | ワイルド・フードなどの料理,その他利用法
Rubus hakonensis Franch. et Savat. ミヤマフユイチゴ

つる性の常緑低潅木。 丘陵地から低山地にはえ, 茎は細く, まばらに, 小さく
細い刺があり, 葉は卵形か, 広卵形, 長さ 5~8cm,幅 4~7cm,鋭尖頭,基部は
深心形,縁には鋭細鋸歯があり,ごく浅く3~5裂し,やや革質。花は, 葉腋
からでる総状花序に, 数花があつまり, 白色, 8~10月にひらき, 花弁は長さ
4~5m。集合果は球形,径 9~10mm,11~12月に紅熟。
本州(関東以西),四国,九州に分布。フユイチゴより個体数少。

最新の画像もっと見る