植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

アツバクコは,すばらしい

2008-11-08 20:58:15 | ワイルド・フードなどの料理,その他利用法
小笠原と,南北大東島のみに分布する稀少種。
おもに,11-12月が観察の適期。
珍しい植物,美しい植物に逢うためには,時間と費用がかかる。

Lycium sandwicense A.Gray アツバクコ (ハマクコ)
ときには波のしぶきが舞う海岸岩礫地にはえる常緑小潅木。分枝して低く広がり,
長さ1~1.5cm, 葉は互生, 多くは数個ずつ束生, 篦(へら)形, 多肉質で厚く, 長さ1~2.5cm。
花は7月~翌年2月,短枝の先に1個つき,花冠は淡紫色,先は4~5裂する。
液果は球形,径約 8mm,橙赤色。
◎果実でリキュールをつくることができる

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