植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

オオタニワタリの仲間は,若芽を年中食べられるが,冬の若芽が特に美味

2007-12-15 22:15:17 | ワイルド・フードなどの料理,その他利用法
この仲間には3種あり,写真はシマオオタニワタリ。
オオタニワタリは,数が少なくなっているし,リュウキュウトリノスシダ
も,シマオオタニワタリより数が少なく,シマオオタニワタリとの区別は
やや難しい。

この仲間は,株の中心部からのびる若芽が,長さ8-12cmくらいになり,
芽の先がまだ円く巻いている頃の若芽を摘む。

塩ひとつまみの熱湯でゆで,冷水に放ち,辛子ドレッシングなどで,サラダ
感覚をたのしむ。フレツシュで,風味最高。