ムカゴ料理の遊び

珠芽（ムカゴ)は，ウワバミソウにも，タマブキにも，ムカゴイラクサ
にもできるけれど,単に「ムカゴ」というと，ヤマノイモ類のムカゴを
意味していることが多い。

「ムカゴご飯」「ムカゴと，もやしのトマト煮(大事典新装版・p.８２)」
などで，ごくふつうに，ムカゴの味を試したことがあった。

つい最近「不思議な食品２点」の話を披露したばかりなので，自分
自身も「不思議なムカゴ料理」にトライすることにした。

１．ムカゴは，ていねいに洗い，一度ゆでこぼし，砂糖と塩を入れて
　　ゆでた。
２．ヤマノイモ類は，擂りつぶすと，粘りがでる。ムカゴもゆでてから，
　　擂りつぶすと粘りがでるだう，と推測し，その通りになった。
３．お皿に盛って，黒蜜をかけて混ぜ，黄色いミニトマトをトッピング
　　した。

粘りがつよく，甘味料がきいて甘く，土の香りがあり，トマトの酸味が
加わって，確かに「不思議な味」に仕上がった。満足な心境です。