植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

「食べるな、危険!」という本を読んだ

2007-09-08 16:09:18 | 雑談
2005年9月5日,講談社発行。
著者:小若順一
   食品と暮らしの安全基金

食べている今の食品の危険性を,肉類,魚介類,野菜,果物,穀類,加工食品,調味料,飲類,菓子類,健康食品に大別して,

不自然なエサで作られる筋肉に脂肪が入った病的な肉「霜降り牛肉」
養豚場で薬が効かない強力な菌が生まれ,人に感染する「豚肉」というような調子で,個々の話題を展開する本。
これを見ていると,何も食べる気がしなくなるほど強烈。

「オススメの安全な商品」を紹介する項もあって,特定商品のコマーシャルにも,重点が置かれているが,一見の価値はある。
暇があったら,図書館で眺めたい1冊。