分布地が限られていたり，個体数の少ない種（３） ミヤマウド

ミヤマウドは，関東地方，中部地方の山地で，林縁の茂みに，やや稀にはえる。
花が早く，亜高山帯では，６（－７月）。
果実も，ふつうのウドよりも，ずっと早く熟れる。

季節の話題（５）エビラフジは，ようやく花盛り

若芽をナンテンハギのように食べるエビラフジ。
この花の萼をとり除いて，パスタ・サラダに散らし入れると，アクセント
効果を生じ，青豆の香りが漂う。

何種かの蜂が，この花蜜を好んで訪れる。

葉の真ん中に，２個の実をつけたハナイカダ

ハナイカダは，若芽が美味。
今は結実の季節なので，実を話題にした。

季節の話題（４）ハナイカダの実が黒く色づいた

ハナイカダの液果は，まだ未熟だが，黒く色づきはじめた。
径７－１１mm，８-９月に完熟すると，わずかに甘くなる。
「完熟した実を生食したり，ホワイトリカーに漬けて，果実酒を味わう」
と書いた本を読んだことがあるけれど，直感で言うと，実を食用にするのは，やめたほうがいい，と想う。

葉っぱの真ん中に１個の花が咲く。当然，果実も葉っぱの真ん中に
１個実るだけ。

２個実ったのは，今年はじめて見たので，別の画像に記録した。