植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

コスモス・センセーション・ダズラーなど,濃色の花で,すばらしいゼリーができる

2007-07-17 21:08:41 | ワイルド・フードなどの料理,その他利用法
写真のような色の濃い品種を見つけて(あるいは栽培して)摘み集め,花びら
(正確にいうと,舌状花)をよくゆでて,ハンド・ジューサーなどで強くしぼり,花の煮汁と,しぼり汁を合わせたジュースを,砂糖で煮ると,香りさわやかな
甘口のフラワー・ソースができる。
これを,さらに煮詰めたら,紫色を帯びた濃紅色のゼリーができる。

コスモス・ジン,コスモス・シェイクなどのつくり方は,「花とハーブ(淡交社・
1998年.7月)」を見てください。

ヒメハッカを味わう

2007-07-17 20:35:41 | ワイルド・フードなどの料理,その他利用法
7月12日の記事(日本でもつとも美味なハーブ・ヒメハッカ)のつづきです。
このような花が咲いたときに,香りは最高にまろやかに感じる。
シンプルな野菜サラダの中に,摘み採って,きれいに洗い,水きりした
「花つきのヒメハッカの細い茎」を,混ぜ入れて味わう。
フレンチ・ドレッシングか,キウイ・ソースと相性がいい。

このすばらしい味を知ったら,ハッカや,ハッカ・グループのいろいろの
ハーブなんて利用する気がしなくなる。
冬期,地上部は枯れる。そのため寒さには,滅法つよい。