野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

ヒドリガモ

2019-02-10 | フィールドガイド--野鳥--
今週のこれだけはおぼえよう
 カモの雄の羽の色
 
  10月も中ごろを過ぎれば、シベリアなどから渡ってきたカモが池などで見られるようになります。
 渡ってきて間もない時期に、カモをよく見ると真冬のような目立った姿をしていません。よく知られているカモの雄はあざやかな色の羽ですが、この色の羽はじつは冬だけのもので、夏は雌と似たような地味な色の羽に生えかわっているのです。だから、日本に来た始めのころは、冬のあざやかな色の羽へとかわっていく途中であるため、地味な色の羽をしているのです。
 あざやかな色の羽はつがいを作るために役に立っているといわれています。カモは冬に日本でつがいを作ってから、子育てをするためにシベリアなど北へ向かいます。そのため、冬の間の雄の羽の色はあざやなのです。しかし、一年中この羽の色だと、自然ではよく目立って、カモを食べる敵に捕まえられやすくなってしまうので、雌と似たような地味な羽の色に生えかわるのです。冬の間は目立つので、敵を発見しやすく、また、ぎせいも少ないようにちがう種類のカモとも群れを作って、身を守っています。
 羽が生えかわるのはすぐにはかわりません。日本に来始める時期では、まだ生えかわりが終わっていません。日本で少しずつあざやかな色の羽にかわっていきます。雄が地味な茶色がまざった色の羽があざやかな色の羽になっていく様子を見てみてください。
 
 
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