旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

ルリイト♀黒化型

2011年08月03日 | イトトンボ科
で、更に言わせてもらうと、ここは市内でもルリイトトンボの黒化型の出現率がとても高かった場所でもあります。恐らく、水を抜いた時に多くのトンボ幼虫も流された、或は別の場所に移されたと思われますが(願わくば、後者であってほしい!)、去年までは胸の辺りまであった水深が、今年は5~10センチ程度しかなくなってしまったので、トンボの羽化率が非常に低かったです。1時間ほど探し回って、ようやく1頭だけ見付けることが出来ました。
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今は・・・・・・・

2011年08月03日 | 観察記録・日記
今はこのような大きな看板が誇らしげに立てられています。・・・・・・・・・私が知る限り市内のナミゲンゴロウの生息地は、ここともう一箇所のみでしたので(どちらも個体数は非常に少なかった)、既存の産地は一箇所しか残っていないということになってしまいます。いずれにしても、自然を取り巻く諸問題は一筋縄ではいかないのが現状ですが、ある特別な種の駆除目的で、それに固執し過ぎてしまうのは非常に危険だということは事実のようです。ナミゲンしかり、オオヤマしかり、その環境を変えてしまう前に、外来生物を駆除する我々人間側は、そこで生活する他の動植物の状況もしっかりと把握しておく必要があるのです。
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困りました・・・・・・

2011年08月03日 | 観察記録・日記
今年の春先?アズマヒキガエルの駆除目的で、市内にある私のお気に入りだった溜池の水が抜かれてしまいました。この場所はオオルリボシヤンマの飛翔撮影の絶好のポイントだっただけに、非常に残念です。加えて、ここは道北地区では超レアなナミゲンゴロウやオオヤマトンボの生息地でもあったんですけどね~。水抜く前にちゃんと生態調査とかやったのでしょうか?ナミゲンと言ったらレッド種の代表的な存在、全国レベルで貴重な水生昆虫のはずですけど・・・・・・・・水性昆虫の存在を軽く見すぎていやしないですかね?一度駄目にしてしまった環境を元の状態に戻すのはほぼ100%無理ですから、旭川市内の生態系を「真剣」に考えているのであれば、潰す前に時間をかけて、しっかりとしたリサーチを行う必要があったのではないでしょうか?
写真:オオルリボシ♂飛翔
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