旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

厳しい現実

2011年03月21日 | アオイトトンボ科
この時期に活動を開始してしまったオツネントンボは、残念ながらほとんどのものが命を落としてしまいます。特に雪上に落下してしまった個体は、せっかく暖まった体温が急激に低下してしまうため、再び飛び立つことが出来ないようです。
写真の個体は体の半分が雪にうもってしまっています。実はこの時点でまだ生きていました。本来であれば、この個体は凍死確実だったと思われますがこれも何かの縁?ですね、助けてあげることにしました。実は、厳しい冬を乗切っても、このように春を迎える前に死んでしまう個体も多いのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タテハも勘違い

2011年03月21日 | その他・昆虫
こちらはエルタテハでしょうか?日当たりの良い場所で羽を広げ、体いっぱいに日の光を浴びていました。けっこう警戒心が強く、すぐに逃げられてしまいましたが、力強いはばたきは正にタテハ蝶そのものでした。
まだまだ雪も多く、地上のほとんどが雪で覆われていますが、この個体はいったい何処を目指して飛び立ったのか?この後、うまく寒さをしのげる場所まで到達できたのでしょうか?ちょっと心配になってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春よ来い!

2011年03月21日 | 観察記録・日記
春が恋しく思う今日この頃、旭川市の春はまだまだ先のようです。
しかし、楽しみもあります。今時期は気温が上がったり下がったりの不安定な天候ですが、太陽が出るとマイナス気温でも体感温度がかなり高く感じるられることがあり、一部の勘違いした昆虫達が越冬から目覚めてしまいます。オツネントンボも例外ではなく、場所によっては雪上に落ちている個体を見つけることが出来ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする