2019-7-6更新
6月30日の夜から北九州を出発して
福岡市で今回のメンバー
❝ 服部 篤美 殿 ❞ 女性じゃありません
❝ 熊野 輝男 殿 ❞ 年数回の釣り師
2人を迎えに行き、荷物を満載して出発
九州道を下るも、益城熊本空港インターで通行止め
一般道へ降ろされて、八代インターを目指します
途中の一般道は、雨は降ってるも冠水などもなくて・・・
あとで、テレビ見たら凄いことに成ってました
八代インターから人吉インターまではスムーズに進み
いよいよ山道へと入る寸前のファミマに寄って
朝食類を買い込んで、最終目的地『一ッ瀬ダム』昭和30年完成
おかちんの10歳先輩ダムだ・・・64歳のダム
今回狙いのポイントへ到着したのは、早朝4時過ぎだっだ
雨もそこまで酷くなくて、LED照明持って歩いて見るも
本流は、黄土色した濁流しか見えない
本当にここで釣れるのか?オモリドボンしても全然太刀打出来ない
そして、だんだんと夜が明けて・・・・
なろほど、納得
本流筋から横に大地があるんですね
そこが増水して浸かり始めると、へら鮒がハタキに入って来るという事やね
最初は、6mほどの間に3人並んで入ることにしたけど
土手寄りにおかちん
丸太のところに❝ 熊野 殿 ❞
そして、本流側に❝ 服部 殿 ❞が入座
水位は、1時間で6cmほど上がって来ますが
タチは、30cmほど
上がった分だけ、ヘラ台も下がるのでタチはほぼ一緒
へら鮒は、確実に入って来てるけど・・・餌食わない
せっせと餌打ちしてると、土手沿いの奥の方がほぼ沈んだ
ここで、❝ 服部 殿 ❞と❝ 熊野 殿 ❞が奥の方へと移動しました。
ときは、午前8時過ぎだったかな
一人ぽつんと残された、おかちん
すでに600ccのマッシュを打ってるも、アタリなし
8時半を回った頃に、餌が無くなりトイレ休憩兼ねて釣宝台から降りて
辺りを散策しました。
本流筋の際もどんどん沈んで行ってるので、際の方でもバチャバチャやってますが
ここは、どうしても攻めきれない
徹夜で走って来たのもあるし、浮きも動かないのもある
立って居ても寝てしまいそうな感じでした
バッカンからグルテンを掴み、釣宝台へ
グルテン100ccに水は150ccなのだが・・・
凄い睡魔で思考能力25%
水も適当に手で掬い水を入れて、コチコチグルテンに
ところが、このガチコチグルテンが雨の雫で少しづつ柔らかく成るんですよ
餌持ち最高レベルなので、打ち返しも時間も長くなり
コクコクと居眠りが始まった9時11分
薄っすらと見てる浮きが、もぞもぞ動く感じの次の瞬間
『ツン』とアタッた
居眠りしかけてても、竿握る腕はしっかりと『ビシュ』
次の瞬間、合わせがきつかった様で
へら鮒も一気に走りおったわ
『うわぁ~こりゃ髭男爵かぁ~?』って叫んだ直後に
銀色の魚体が・・・
最後は、慌て過ぎて右手に玉網、ロッドは左手に持ってました
何とか思考能力60%まで戻して無事に捕縛
重い 本当に重いぞ
こりゃ~45.0㎝超えてるん
2年振りに尺半へら鮒をGETトン出来ました
さぁ~これからが覚醒するのですが・・・・
マブと髭男爵のオンパレード
餌が持って無いだけだったのか
いい地合いがやって来たのか
この後、へら鮒が釣れる事は無かった
午前10時過ぎてから睡魔が全員を襲って来て
一旦、宿のほうへ休憩に向かいました。
今回の宿泊先は、双子キャンプ村 コテージ2号
少し早めだが、ずぶ濡れのおかちん達見て
入れてくれました
その後は、小休止で3時間お昼寝
15時過ぎに起きて、釣り場を見に行くと
入れ替わりにやってた方が、丁度片付けてました。
あれから、水位上昇も無くなり
6尺のヘチ狙いで、44.5までを12尾釣ったらしいです
そして、5年前にフィシング倶楽部でロケしたポイントを視察に行きましたが
まさかの立入禁止に成ってました
こんな山奥まで釣り禁止場所があるとは・・・
ダム全体をよく見て回って、宿へ戻ってから
温泉に入ってから、疲れをしっかりとおとして翌日へ備えます。
鹿カルパッチョ~これも美味しかった
西米良名物『西米良サーモン』
イワナとニジマスを交配したハイブリットサーモンです
コテージ戻って、少しお酒を交わしながら
21時過ぎに解散・・・おかちんは一人焼酎を呑みながら22時過ぎに就寝
翌朝、4時起床
ご飯も炊いて、セブンイレブンの塩サバとウィンナー、卵焼きを❝ 服部 殿 ❞が調理してくれました
薄暗い5時に出発して、前日の釣り場に駆け込みます
夜明け位に、荷物を下ろして準備していたら
5年前のロケの時にお世話になった❝ 関谷 殿 ❞がやって来て
「岡村さんでしょ」って声掛けて下さいました
5年ぶりの再会から話がはずんで、またまた未知のポイントへ連れてって貰いました
取り敢えず午前中は、今の場所でやってから
ダメそうなら、場所移動する様にしました
おかちんは、前日とほぼ同じところで
❝ 熊野 殿 ❞は斜め打ちで攻めてます。
❝ 服部 殿 ❞はおかちんの隣の本流側へ
魚の気配は、あるのですが・・・
髭男爵のオンパレード
❝ 熊野 殿 ❞が1尾へら鮒を釣り上げたけど、♂へらで黒くて細いやつ
11時過ぎに見切りつけて場所移動
ヤマビルとの戦い見たいなところをせっせと降りていきます
3人で並んで行く場合は、1人目は安全で2人目はやばい感じ、3人目は超やばいんです
ヤマビルファイターどっぷりとブーツに塗ってから突入です
写真は、ありませんが一番奥の方におかちん
手前の開口部に❝ 関谷 殿 ❞が釣ってた所に❝ 熊野 殿 ❞が入座
1発狙いのポイントに❝ 服部 殿 ❞が入座しました。
初っ端に掛けたのは、❝ 服部 殿 ❞
しかし、これが超大型のスレ
余裕の50upサイズだったらしいです・・❝ 熊野 殿 ❞も目視
次に動いたのは、❝ 熊野 殿 ❞
おかちんの手元には写真がないですが、まるまるした42.5cm ❝ 服部 殿 ❞が確認
❝ 服部 殿 ❞は、髭男爵との攻防戦突入
一方、おかちんの釣り場は根掛かり連発でスタートから7本も連続ハリス切れ
浅くしても掛かるので、おかしいと思ってからの8掛目
眼の前でへら鮒が勢いよく飛び上がって来た
そして、次の瞬間に丸太見たいなオダが、まるで潜水艦が浮上した見たいに
『ズボッ』っと浮き上がって来ました
水面は、灰色の濁りが
今までの針が全部付いたまま、丸太オダはどんぶらこどんぶらこ
それからは、根掛かり無くなってチャンス到来のはずが・・・・
こちらも髭男爵・・・
そして、ようやく1尾目のへら鮒が釣れるも40cm有る無しのサイズなので
計らずにリリース
又しても、髭男爵の遊ばれてからの
数投目、しっかり馴染んだ浮きにサワリが出てからの「ツン」アタリ
髭男爵の「ズバー」アタリと違うので確信してたけど
引きは、髭男爵と変わらぬ勢いです
ロットは、がまへら 天輝9 道糸SUNLINE奏2.5号、ハリスも奏1.2号
60cmの髭男爵も捕縛できるほどのセッティングです
タチは、1m 水面から大きな白いお口が見えた時は、デカイと思ったけどね
がまかつ ゴスケ16号がセンターバッチリ
その針が小さく見えるくらい
玉網で掬った時は、尺半オーバーだろうと思って検寸すると
43.6cmしかありませんでした
日増しに、お爺ちゃんに成って行くおかちんと43.6cmへら鮒
この後も浮きはよく動くのだが
髭男爵の猛攻
そして、8寸のへら鮒も釣れて来ました
ブルーラインの綺麗なオイカワのも、白ハヤも釣れて来ました
夕暮れまでやりましたが
❝ 服部 殿 ❞も43.0止まり
誰もサイズアップ出来ずに2日目終了
食事の時間がないので、先に食堂で済ませてから温泉入って
コテージで翌日の作戦をやりました。
水位情報では、綾南ダムも超満水から放水してる感じで駄目だろうと
鹿児島の竹山ダムもいい感じだかな?それなら、大隅湖も狙い目じゃないかな?
なんて話しながら、テレビ天気予報もしっかり見ないまま
翌日の3日早朝、この大雨の中をヤマビル街道を攻めるのは厳しいかもと
鹿児島県へ下る事にしました。
しかし、これが災難の始まりでした
難なく竹山ダムに着いたまでは良かったですが
すでに釣り場には攻めた跡が残ってました「6月30日に53.9cmが上がったそうです」
モジリも何もないので、大隅湖へ様子見に行ってからどちらでするのか決めようと
車を大隅湖へ向けたのが、トドメでした。
途中、あちこち道路規制
道路もどんどん冠水して来てます
そして、なんとか着いた大隅湖だったのですが
そこは、すでに濁流に飲まれて土砂災害で避難命令が出てました
もう少し出るのが遅れたら孤立してました
スタンドで給油して情報収集すると、前回も孤立してたとの事で
ここで1日早めて帰還する判断をしました
何度も土石混じりの冠水道路を抜けて、何度もUターンさせられて
前の全く見えない時もありました
出発前にガラココートしてるのに弾くより多く雨が降ってました
帰ってからテレビのニュースでとんでもない所に行ってたんだと実感しました。
多くの方達から、「大丈夫なのか?」「命の危険があるぞ」と心配して頂きまして
本当に有難う御座いました
あまりの無謀な釣行でしたので、次回からはもう少し情報収集しながら計画をして
安心安全第一で無理のない計画をしようと思います。
そして、帰路に着いて一つ瀬ダムの水位確認したら
まさに3日の移動した日の午後から水門が閉まって
水位上昇してました。
狙いの楽ちんポイントにもしっかりと水が入って
よく釣れたそうです4日に48.6cm
当初の予定通りに、コテージに3泊して4日まで釣りして帰れば
危険な場面にも遭遇せずに、良かったです
今回の経験を生かして、次回は・・・中九州のダムへ3日間の籠城釣行に挑みます。
動かざること山の如しで狙い定めて、まずは48.0を目標に
次回は、あのシェフも参戦するとか
楽しみですね
年々減少していく釣り場を次世代の釣り師の為に
持ち込んだ空き缶や吸い殻、ゴミは必ず持ち帰りましょう
限りある釣り場に感謝し大切にしましょう
SUNLINE FISHING REPORT
GFG がまかつファングループ
【 日本へらぶなクラブ 】 http://www.nhc27.jp/