いつもでない日

いつもは懸命に目の前のするべき事を消化しています。
それらの≪いつもの日≫の先にあるのは≪いつもではない日≫。
緊張感と平常心の葛藤があって最後の響きを止めた瞬間、無になります。
控えの部屋に戻って楽器をケースに納めた時に残念な音に悔いが走り本当は逃げ出したい気持ちにもなるのに照れ笑いするしかなくて疲労感に包まれて来ます。
そして帰路に着くころにはそれらが全て達成感に変わってる。

ステージで演奏する、人様に聞いて戴く・・・はそんな『いつもではない日』。
サルビアから参加した二組はグッドギタリスト賞を戴きました。
指名のアナウンスの瞬間の気持ちをいつまでも大切にして欲しいと思いました。
おめでとう！良かったね！