浅田真央ちゃんのおかあさんが無くなったそうで・・・
元々フィギュアスケートにはほとんど興味がないんだが、娘の有終の美を見れなかった親心、今まで育ててくれた親の最後を見れなかった娘、どちらもやりきれないだろうね・・・
葬儀屋の姉曰く、人に悲しみを伝える時に「無言の言葉」というのがあるらしい。
例えば「お悔やみ申し上げます」とか言葉はあるわけだが、「このたびは・・・」のように言葉を濁すことによって言葉にならない悲しみを表すんだとか。
彼女の無言はそれなんじゃないだろうか。
こうゆう類のニュースを見ていろんな人の反応を見ているとほとんど「残念だ」とか「かわいそう」っていう表現がほとんどなんだけど、今まで一度だけ、違う反応を見たことがあるんだよ。
高校の時、外人教師がいたんだけど、選択授業で1クラス10人くらいでわりと外人の先生と話す機会が多かったのよ。
その中でも当時わりと俺は英語は分かっているほうだったので、けっこー普通に外人の先生と話したり、自分で話せなくても相手が何を言ってるかわかってたんだよ。
だからよくプチ通訳みたいな感じになってたのね。
そんである時、クラスの一人の女の子の話をしていたら、何の拍子だったか彼女の父親は最近亡くなってたって話になったんだよ。
そんでその英語の先生に俺が通訳で「彼女の父親は最近亡くなったんだ」って伝えたんだよ(こうゆうのって伝えづらいよね・・・)
もしそうゆう話になった時、多分ほとんどが「そうか・・・」とか「残念だ・・・」とか「ごめん・・・」って反応だと思う(悲しみを表現するためにね)
ただその先生は唯一、「君はラッキーだ」って言いだしたんだよ。
その後の話を聞くと、「中には親のいない人やもっと若くして親を失っている人がいる、君は今まで親がいたなんていいじゃないか」(うろ覚え・・・)って言うんだよね。
その表現に当時びっくりしてさ、思わず英語わからないふりして通訳を濁したんだよね~・・・
そしたらその先生が日本人の先生呼んで「ちょっとコミュニケーション障害!」みたいなね。その先生も通訳に困ってたなぁ・・・(確かその先生も内容を濁してた気が・・・)
何を伝えたいのかわからなくなってしまったが・・・
どちらが良いか、どれが良いかはわからないけど、あとは残された人がしっかりしなきゃいけないよね。がんばってほしいです。