今週のアスキー

昔はこのネタで結構日記を書いたものだが
最近はあまりぱっとしないネタが多くて
というより他に書くことがあったからなのか
意外にも書いていなかった。

今回面白かったのが、アスキーの創業者であり、ビルゲイツとともにパソコンの黎明期を支えたキーマンの一人である、西和彦氏のインタビューだ。
私も実は似たようなことを考えていたので、痛く共感してしまった。
それは要約すると、マイクロソフトから創造的な風土がなくなっていて、特に新しいことをやってきていないし、OS以外の競争ではことごとく負けていると言うことだった。
もちろん彼は将来のIT業界のために愛をもって指摘をしているわけだが
今度のVistaだって、XPだって、特にグラフッィック面での機能向上をみただけで
ぜひ導入してみたいと思わせる内容ではなかった。
バージョンアップしても利用者が振り向かないというようなことが
Vistaでは起こるのではないかと私は考えていた。
そのことをズバリ言い当てていたのが西氏だった。
ソフトウェア業界の宿命と言えばそれまでなのだろうが、MSの動きは今や世界を揺るがすほどにまでなっていて、見逃せない。
常に新しいものを生み出していくにはどうしたらよいのか。
そんな方程式はどこにもないわけだが、そんなことを考えさせるインタビューだった。

それと気になったのが、割と気軽に使えそうなGPS、GPS-CS1Kだ。
詳細は（http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0608/23/news022.html）
を見てほしいのだが
常に位置情報を取り込んでくれるし、Google Mapとの連動も可能となっている。
値段も手頃だし、問題はArcGISに取り込めるかどうかだ。
デザインもかっこいいし、ぜひ導入してみたいな・・・と思わせる逸品だった。

今日はあんまり生産的な一日ではなかったなあ。
と最後に付け加えておくことにする。