ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

鶴は万年、亀は

2020-06-25 06:39:00 | 散歩

2年ぶりの定期健康診断。
はい、〇〇キロです。前から4キロ増えてますね。
次は、おなか周り測りますね。
思い切り息を吸って測ってもらったが、あきまへんでした。

付けまつ毛の看護師さんに、もう全然細いほうですよ、と慰めにもならない言葉をもらい、泣きながら病院を後にする。

コロナが始まるまでは、週に二三回のウォーキングと町営のジムにも時々通っていたのに。

もう明日から毎日運動するぞ!

と、急遽ウォーキングを始めることにする。
自宅から歩くときは、大体コースが決まっていて、コンビニが並ぶ浦崎の交差点へ坂を下って降りて、浜本の集落前の道を海を眺めながら通り、本部の町営市場辺りから再び坂を上がって帰宅というルートで約一時間。

坂を下る途中、デカい石が動くので、こりゃ早くもランナーズハイかと良く見ると、亀さんでした。

どんなことが起きても、マイペースに、長生きしないとね。










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日本の庶民も、昔はオキナワのようにゆるかった

2020-05-17 02:27:00 | 沖縄
いやはや、感染拡大に関しては、いよいよアカチチ(夜明け)が訪れようとしている沖縄です。
新規感染者は2週間以上連続で出てなく、町の公園も封鎖は解除になった。後は、学校が始まって何事もなければ、市中にはコロナがないと思って良いんだろう。
もちろん、基幹産業の観光が再開すれば、那覇空港を感染の入り口として、再び元に戻る可能性もあるけど。

それにしても、優秀な専門家と庶民に寄り添う県知事のいる沖縄で本当に良かった。こんな時に、もし東京や大阪、しかもブラックな職場なんかにいたら、不安とストレスで自己免疫が暴走(サイトカインストーム?)していたかもしれない。
自粛にしても、内地と違って、県内では「わ」ナンバー(観光客)の車や、細々営業し続ける「さしみ屋(鮮魚店)」に、貼り紙したりと言う話も聞かない。

「私も我慢してるんだから、あんたも我慢しなさいよ」
じゃなく、沖縄は
「あんたのこと許すから、私も許してね」
お互い様文化なのである。
ま、これには一長一短あって、時に苛つくこともないことはないが、やはり好きなうちなー文化のひとつだ。

もちろん、血縁も濃く地域の繋がりが強い沖縄には同調圧力というものはあるけれど、島国根性とも日本人気質とも呼ばれる自警団みたいな行為は、主には内地でのお話。
ただ、その息苦しい相互監視的で同調圧力的でお上に従順な行為にしても、実は長い日本の歴史の中で培われてきたもの
と言う訳でもないようだ。
豊臣秀吉の時代に来日した西欧人が見た日本人というのは、極めて自由で性に奔放で、かつ放任的な性格を持つ民族であったそうだ。

では、どこでこんなに息苦しくなっちゃったかと言うと、答えは簡単なのであった。
この自警団的気質というものは戦時統制下で形成され、その軍隊方式的体質が戦後もそのまま会社や学校などへと受け継いでいかれてしまったのだ。
今思うと、丸坊主にしなきゃいけなかった愛知の中学なんて本当に最悪だったし、上京して就職した所は給料くれる以外は、、、、、


さてさて、まだまだ終わってはいないが、アフターコロナをどう生きていくか、それを考えていかないと。

大きな一つのものにすがりついていると、一緒に沈没してしまうと言うことはハッキリした。
観光業一つではどうにもならない。
今の政府、それを支える堕落した日本人、と共に沈んでいくのはカンベン。
国や基幹産業に頼らずに、少し離れた所で経済圏なり人との繫がりを作っていかなくては未来はないと、ぼんやりとは分かるんだけど、、、
具体的には、出来る事はなるべく自分の手に戻して、小さく暮していくしかないということか。

あれ?
もう、既にそんな感じでやってますが。







沖縄で、クラスターか?

2020-04-22 06:54:27 | 沖縄
沖縄市で30人の会合で、5人が感染1人が重症!とのニュース。

この時期に来沖してゴルフしてコロナを撒き散らした石田純一に、県民から怒りの声があげられたのは数日前。

院内感染や施設の感染ならば仕方無いかと思うが、30人で2時間の会合かい。
その後のニュースを見ると、このクラスターは今月の上旬に行なわれた会合の時起こったのだとだわかったが、、、

東京、福岡、兵庫、同様に沖縄も医療崩壊寸前とのこと。







永遠であるかのような春休みに、子供達は毎日ウキウキ。宿題なんてコレっぽっちもやりゃしない。
まあ、二人で勝手に遊んでくれるから楽ではあるが、このまま漢字も読めないアホになってもらっても大変困る。
一人で漫画読んだり、母親の携帯でゲームやったりする上のニイニイは外にまったく出たがらず、下の娘はたまに幼稚園へ行きたいとつぶやく。
それでも、時々人気のないビーチへ連れて行くといつまでも遊んでなかなか帰ろうとしない。








シンガーソングライターでエッセイストでもある寺尾紗穂さんが来沖したのは、
3/2。
まだ、マスクもなしにヒトが集まるのが許される頃だった。自粛ムードが始まってライブのキャンセルが出始めたが、まだまだヒトがヒトと自然に会ったりしてた。

カーステレオから流れる松たか子の「500マイル」に合わせて歌うわが娘の声に、紗穂さんがハモリを入れるという「恍惚の三重唱」を聞いたのは、今思うと夢のよう。

もはや、あの頃へは戻れないんだと思うほど時代が急速に進んでいる。

現在進行形で急速に未来へと進む人類。早い乗り物に乗ると、何億万分の一秒だけ未来に行けるから、タイムマシンはこの世にもうある、というようなTV番組を子供と見たが、乗り物に乗らなくてもタイムマシンはあったんだ。
パンデミックは、歴史を一気に早回しする。




先月から、小畑を始めたが、まずはラディッシュを間引きしたベビーリーフのサラダを試食。タイムマシンに乗ってるので種巻いてからすぐ出来た。
が、肝心の二十日大根の方はまだだ。もう20日は経ってるぞ。おや?時間の感覚が変だ!






娘と二人で、すぐ近所の「本部富士」登山。これがなかなか面白かった。頂上に近づくにしたがって尖った岩がむき出しで急坂になっていく。さらに、サルカケミカンという蔓性の植物の棘の罠が行く手を阻む。そんな困難を何度も何度もひたすら乗り越える。軍手に長ズボンは必須。






やっと頂上に辿り着いた時の達成感っといったら半端ない。このすぐ抱っこ抱っこ言うチビが、よくもまぁあきらめずに登ったもんだ。
登りは、まだ?まだ?って感じだったけど、下りはあっという間。
タイムマシンは、時間の揺らぎが生じる?







自宅で御飯ごっこ。月桃の葉っぱに野草をのっけて。
5月の梅雨入りまでは蚊も少なく木陰で遊ぶのが気持ち良い。
最近、前髪がいつも眉毛の所だ。ヒト本人の時間は止まって、周りの世界だけが急速に進むのだ。





下の宿泊コテージは、娘たちの隠れ家に。
上のコテージは、ワシの音楽スタジオに?

ブランコで揺れ続けると、更に未来へ行ってしまう、、、
「まって!まだ先へは行かないで!!」











コロナついに北上

2020-04-14 22:14:00 | Weblog
とうとう来たか。沖縄の北部の田舎街、本部のお隣の名護市で感染者が発表された。

累計で77人の新型コロナウイルス陽性の数は少ないようではあるが、病床を既にオーバーしてるし、人口比率でいくと東京とさほど変わらない。

相変わらず、ステイホームで幼稚園は自主休校、学童保育も行かず毎日ニヤケ顔でハネを存分に伸ばしておりますチビ二人。

 

手前から、ラディッシュ、おくら、枝豆、ミニトマト


先月から小畑を始めたが、余りに小さ過ぎたかと思い、別の場所に増設。

ナスにピーマン。フェンス側には、パッションフルーツとゴーヤーとシブイ(冬瓜)





作業してると、何だか背中に妖精の笑い声のような、、、







やはり、なんかいる!




そこ、クローバー植えたばかりのところ、、、




 何故か、下の小屋のデッキでお休みしてる。

本部の小学校も、ゴールデンウィーク明けまで、休校延長になったことは、まだ知らせてない、、、





沖縄は宝の島じゃんね

2020-03-29 15:15:45 | やんばる
沖縄は宝の島。

違う!
いや、そう!
 
リサイクルショップやオッチャンが車で集まる各地のローカルフリマ(これは沖縄独自のノスタルジックな風情がある)へ行っても、まず良いモノや掘出し物はない。
やはり、内地と比べてカツカツで暮らしてるオキナワは圧倒的にモノが少ない。

コザの基地のフェンスに並ぶローカルフリマ(どろぼう市)なんかでは
「こんなモノまで売るんですか??」
って、燃えないゴミで出していそうなものまでもが並んでいる。しかも、基地のフェンスを無断で利用してディスプレイしてたりして。



ところで、コロナ騒ぎでは学校の休校以外は特に何も変化のない我が家。細く長く生き延びる田舎の自然の遊びに行く気もしないので、日の落ちるのが遅くなった最近は学校帰りにチビ二人連れて、毎日ビーチへ行っている。
ワタシは庭の水はけを良くするためのサンゴをせっせとバケツに入れる作業。
子供たちは岩に登ったり、石拾ったり、シーグラス(漂流して角が取れたガラスの破片)拾ったり。毎日行っても全然飽きないらしい。彼らにとってビーチは宝の山。
こちらでは「くんじだー」と呼ばれる
(ちなみに、ワタシは流木でも、板状のものを専門に収集してます)




宝の島と言えば、「沖縄宝島」という地元限定の売ります買いますのサイトがある。
不便な田舎住まい者なんで、amazonにAli Express、メルカリにヤフオクは必須で、宅配便や郵便の方々には本当に感謝している。
以前は買うだけだったが、売ることも始めた。ネットで聞けないようなCDをPCに取り込んで処分するためだ。
ついでに、コンテナ倉庫に眠っている不用品も少しずつ処分し始めた。
しかし、大きなものは沖縄からだと送料が高くついて売るに売れない。

そんな時、役にたったのが「沖縄宝島
これがなかなか良いのだ。
建築資材関連の大物で、もう使いそうにないものはここで処分することにした。

本島内なので、基本直接引き取り。顔を合せての売買が、こんなに良いものとは思わなかった。
メルカリなんかだと、転売屋みたいのが無礼で一方的なコメントを寄越してきたりして、気分悪かったりするが、このローカルサイトで買ってくれる人は何故か皆んなたのしげ。ウチに尋ねて来るのが結構な楽しみとなっている。
 
ある角材用の金物は、中部在住の左官業を営むオジサンが、北部の大宜味で養鶏の小屋を建てるのに買ってくれた。自然に近い環境で育てたニワトリの卵を作って学校等へ卸す予定だそう。ウチのコテージを見て、こんな所で鳥の声を聞きながら暮らしたいね〜などど言って帰っていった。

工業用の扇風機を取りに来たのは、中部の基地で働く仲良しおじさん二人組。夜勤明けでドライブがてら来て、ウチの敷地を見たいというので、ひと通り案内した。中部あたりの中高年には、ヤンバルの田舎は憧れというか、彼らにとっての原風景なのかもしれない。
カブト虫はいないか?高く売れるはず〜とか、カルストの尖った岩は、大石林山がオープンした頃は、高く売れたさあ〜とか楽しい話が続く。三線の爪のキーホルダーを何故かプレゼントしてくれた。

余った角材を取りに来たのは南部に住む男性。元々韓国人だそう。子供と遊ぶために、ゴルフの練習場を自宅の屋上に作るつもりらしい。
東北の公立の大学を出たが、歳がいってたため就職出来ず、17年前に思い切って沖縄へ移住。基地の仕事なら国籍や年齢も関係ないと聞いて就職して、もう長いそうだ。美ら海で遊んで、花人逢(近所の眺めの良いピザ屋)でランチしてから来た。基地の職場に製材機があるから色々使えると言って喜んでバンに積んで持っていった。










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