心のままに・・・

未来の自分への備忘録です。

自己分析による執着の終着。

2010-03-14 | 雑感・戯言
 時間を掛けて考えてみるまでもなく、その衝動の根源は以前からあったと思う。
それが例えば会社で女上司にぼこぼこにされたとか、そのストレスの発散にワインを
しこたま飲んだとか、お金がなくて毎月毎月質素な生活を送るとか。そんないろんな事が
重なって重なって飽和状態になるととうとうダムが決壊するんだよね。誰かに八つ当たり
したくなる。

 よく夫婦の離婚の原因に価値観の不一致ってのがあるけれど、価値観てなんだろう?って
考えると大まかに食べる事、お金の事、セックスの事・・・。人間の本能に起因すること
なんだ。肉食と草食。目に見えるもの見えないもの。濃厚と淡白。頭に血が登ってのぼせて
いるときはあばたもえくぼで気がついても気が付かない振りをしているけれど、一度平熱に
もどってみると自分の物差しと相手の物差しの大きさや長さが全然違う事に気がつくんだ。

 八つ当たりの矛先は違う物差しをもっている相手なんだよね。自分の能力を評価されて
優秀な人間として認められる事を人生の大事と考える人はお金の価値に重きを置いていない
から、お金がなくても名誉とゆう食べ物でお腹がみたされるのだ。かたや私のような凡人は
一定の水準の生活レベルが脅かされるのを極端に嫌う。即ち貧乏が嫌いなのだ。

 名誉で満たされている人に貧乏の空腹を嘆いたところで、なんになるだろう。初めから
価値観が違っているのだから。

 子供にだったらどんなにお金と時間とエネルギーを費やしてもそれは無償の愛だから
見返りを求めようなんて誰もが思わないものだけれど、かたや他人にはどうだろう。
時間とエネルギーが執着とゆうしこりになってどんな名誉も過去の栄光もすべてが絵空事に
しか感じない。絵空事より執着が増幅する時、ダムが決壊したんだ。

 今思うのは執着が完全になくならない限り完全なる対等な関係は築けないって事。