植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

グッド・メディスン

2006年06月09日 16時13分47秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 『ローリング・サンダー』(ダグ・ボイド著、北山耕平+谷山大樹訳、平河出版社、1991年)の中でインディアンのメディスンマンの一人であるマッド・ベアの言葉。悲惨な事件報道に触れる機会の多い我々はそのような情報に触れたときにどのような心持でいることが大切なのかを教えてくれる。

「もし君が何かに反対するような感覚を持っているのなら、すなわち君が他人に対して軽蔑感を抱いているのなら、君はその人から軽蔑を受けるのにまったくふさわしい立場にいるということになる。

 要するに考えなくてはならないのは、ネガティブな力を受け止めない人間になることだ。あなた方の社会には、いわゆる犯罪者と呼ばれる人たちに対する大変な怒りと、恐れと、軽蔑感が満ち溢れている。そしてその事実があなた方の犯罪率をさらに引き上げる働きをしているのだ。あなた方の社会が犯罪率において群を抜いているのは、犯罪を引き受けるのに実にふさわしい立場にあなた方がいるからにほかならない。

 そうした人たちと対立するのではなく、共に学び合い、仕事をすること、それしかないのだ。軽蔑すべきは罪そのものであって、人間ではない。個人であれ、集団であれ、その人たちのことを敵対視することは大きな過ちなのだ。もし君がそれをすれば、その相手のグループなり個人なりは君が考えたように敵となるだろう。

 そんなふうに相手を敵対視するのではなく、誰であれ他の人たちのことをもう一人の自分であると考えたほうがはるかに役に立つというものだ。誰であれ人間はこの宇宙を代表しているものだと考えなくてはならない」

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