植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

膵臓癌が治った方

2004年12月08日 19時30分21秒 | 食養生、マクロビ、玄米菜食、スローフード
 膵臓癌が治った方からメールが届いた。今年の6月に来院された際にご自宅近くの治療院を紹介して差し上げたところ、その後その治療院の先生の勧める玄米菜食で、肉、魚、砂糖をまったく断った食生活を半年続けたところ回復されたとのことです。

 以下にその方から頂いたメールを掲載します。皆様の参考になれば幸いです。

 先生へ
 私は、今年の6/12に妻と共に聡哲先生の所にお邪魔し、治療をして頂いたKというものです。その節は、大変お世話になりました。

 私は、今年のはじめに病院で膵臓癌と診断され、膵臓も含め回りの臓器もごっそり摘出するという病院側の処方にどうしても納得できず、先生にビワの葉をお教え頂こうと門を叩きました。

 ビワの葉自体は、私の意志の弱さから継続出来ませんでしたが、先生から、私の自宅のそばにある「養生庵」をご紹介され、早々に訪れてみました。そこで養生庵の先生に、玄米菜食や各種のお手当を教わりました。

 それから半年あまり、玄米菜食を徹底的に実施しました。他者からの治療に受け身にならず、自分を変えることが大切だと教わり、それを実施するのが玄米菜食に他ならないと信じて続けました。

 もちろん時には、膵臓癌という大病を食事の変化だけで治せるのか不安を感じるときもありましたが、それでもどうにか続けることができました。

 この11月末に、再度ダイナミックCTスキャンを横浜市大病院にて受診し、以下のような診断を頂きました。

「膵臓の影は不明瞭化し、ほとんど塊としての影は見られなくなっています。この状態ですと、手術しようにもできない。 どこを摘出して良いかわからない状態です。今までKさんが実施されてきた加療を、継続することをお勧めします。」

 妻も大変喜んでおります。私は、食べるものさえ我慢すれば良いのですが、肉も魚も、そして砂糖も使用せずの料理で、妻に一番苦労を掛けました。膵臓癌を妻に治してもらったと思っております。

 そして、この治療に導いて下さった先生にも大変感謝しております。長くなってしまいましたが、その御礼が申し上げたくてメールいたしました。これからも気を抜かずに、良い食事を続けていこうと思っております。本当にありがとうございました。
                           草々
 私こそKさんに感謝を申し上げたい。実際に癌を自分で治せるということを身をもって証明してくれたから。また一人、ご自分で癌を治した方が増えました。是非皆さんもKさんに続いて欲しいと思います。Kさん、本当に有難う。 

 参考までに彼のサイトです。6月12日分の日記には当院に対するコメントも書かれています。
 思索の散歩道(膵臓癌を告知され)
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癌のブドウ療法 (Heidi)
2008-01-23 15:35:10
ブドウ療法の真髄: 「レズベラトロル」

1916年に、当時40歳だった南ア出身の(自然療法)女医ジョアナ・ブラン
トは、母親が癌で死んでからまもなく、自分も胃癌にかかっていることを知った。
まずアプトン・シンクレア著「断食療法」(1911年)を試みたが、彼女の癌
には効果がなかった。そこで、断食と食餌療法を適当に組み合わせることによっ
て、何とか癌を根治しようと色々試みた。その結果、肉食は癌の増殖を促すが、
菜食は癌の増殖を抑えることにまず気づいた。さらに、特にどんな野菜や果物が
癌の抑制に寄与するかを検討した結果、赤ブドウ療法が一番良いという結論を9
年間にわたる研究によって得た。彼女は1928年に(南アから米国に移民して、
ニューヨーク郊外に「ハーモニー・センター」という食餌療法センターを設立後
まもなく)、「天然(化学肥料を使わないで)栽培した赤や紫色のブドウの絞り
汁を毎日飲んで、自分の胃癌を根治した」という体験を「(癌の)ブドウ療法」
(The Grape Cure) というタイトルで、100ページ弱の本にして出版した。その
後、彼女は40年以上、健康な生活を全うしたそうである。

ここでは、そのごくエッセンス(さわり)だけを手短かに紹介するにとどめる。

準備(断食): この食餌療法の直前に、2、3日間の断食を勧める。その期間、
冷たい水や新鮮なレモンの絞り汁を十分に飲んでもらいたい。この断食は、胃袋
を空っぽにすることによって、ブドウへの食欲を増進することに役立つ。
断食後: 朝一番にグラスに1、2杯の冷たい水を飲む。
本番(ブドウ療法): できれば午前8時から午後8時まで、2ー3時間毎に、
赤ブドウだけを丸ごと、あるいはジュースにして、皮も含めてよく噛んで飲み込
む。この食餌療法を1、2週間続ける。
分量: 少量から一日毎に2倍づつ量を増やしていき、最終的には、日毎に0。
5キロから2キロまで、試してみるとよい。ただし、食欲がないのに、無理矢理
にブドウ(汁)を摂取するのは避けたい。食欲とよく相談しながら量と回数(日
に5ー7食)を決めよう。

さて、この赤ブドウ汁の中にある抗癌作用を持つ物質は一体何だろうか? 以後
70年以上の月日をかけて、多くの学者によって、「ブドウ療法」の科学的根拠
を探る研究がなされ、1997年になってようやく、米国シカゴにあるイリノイ
大学のジョン・ペズットのグループによって、その抗癌物質が「レズベラトロル」
というポリフェノールの一種(R3、水酸基を3つ持つスチルベン)であること
をつき止めた。癌の治療には、毎日15ー30 mg の「R3」服用が必要といわ
れていたが、最近は、2。5ー5g も必要という説も出てきている。摂取量には
まだ異論がある
返信する
ありがとうございます (聡哲)
2008-01-26 15:18:25
Heidiさま

ブドウ療法のお話をご紹介くださいまして、ありがとうございました。

このブログを見てくださっている方にも参考になると思います。

長文のご紹介、痛み入ります。ありがとうございました。
返信する

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