植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

思いがその日を作るようだ

2007年03月11日 00時05分00秒 | 癌・病気の意味
先日、肝臓ガンの人が治療に来た。本人には告知をしていない。昨年秋に腹水が溜まったので往診に呼ばれて生姜湿布や里芋パスタといったお手当てをしたのだが、その後のご自分と娘さんとの二人による手当てで腹水は取れてしまい、元気になられた。

 そこで先日はわざわざS市から来院されたのだ。もう腹水はない。彼はC型肝炎から肝硬変、肝臓ガンというコースなのだが自分としては肝硬変と思っている。初診の際に娘さんから「父にはガンとは伝えていないので」と予め断られてから治療に当たっている。

 とても元気で今回は長年の友人も一緒にうちに連れて来られた。自分よりもこの友人を何とかしてやってくれ、と僕に言う。

 彼を見ていて思う。不安でない心はなんと人を健康にするかと。不安は人の心を蝕み、身体を病気にする最たるものではないかと。彼の場合はガンと言われていないので不安がなく日々を自分が健康だと思って過ごしている。

 また、ガンがあるけれども不安なく過ごしている人も知っている。彼女は日々魂の学びに懸命に努めている。ぼくはそんな彼女をとても尊敬している。

 いろんな人を見てきて、人の思いがその人のその日を作るようだと思えてきた。幸せは外にはない。自分の中にある。
 そう。すべては自分の中にある。

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