こんばんは。Aokiです。
ここ、『ウイスキー館』には、ウイスキーの歴史や
製造に関する貴重な品々が展示されています。
皆さまも、目移りして困るくらいの充実ぶりです。
その中でも、何人もの方々が不思議そうに
眺めていましたのが、『アランビック』。
☆☆☆
「これもポットスチル?」
先ほど、ハイチュウから風船ガムに心変わりした女史。
「これは『アランビック』という装置ですね。
初期の蒸溜器と言ってもよろしいかと思います。
今でもブランデーなどは、こうした形状の蒸溜器を使っています。」
「『アランビック』?アラビアみたいな名前。」
「はい。『アランビック』は、ギリシャ語でカップや皿を意味する
『アンビック【anbiq】』)に、アラビア語の定冠詞『「アル【al】』
が付いた『アル・アンビック【al-anbiq】』から派生したと
考えられています。ですので、アラビアと関係があるのですね。」
「ほお~」
横で聞いていた、麦わら婦人のご主人が、妙に感心されています。
「ちなみに、『アルコール』の語源は、
女性の皆さまと深い関係があるのですよ。」
この言葉に反応し、近づいてきたのは、八兵衛さん。
ドレッドヘアの女性が、興味津々な面持ちで、ご質問されます。
「そういえば、『アルコール』って、
誰もが知っている言葉だけど、
その語源って考えたことがなかったわ。
教えてください。」
「はい。『アルコール』は、アラビア語の
『アル・コフ(ホ)ル【al koh’l】』に由来しますが、
この『コフ(ホ)ル【koh’l(cohol)】』は、
アイシャドー用に抽出されたコールタールの
アンチモンの粉末を示しています。」
「アイシャドー!?」
お二人の息の合ったプレー。
「アイシャドお~?」
少し遅れて八兵衛さん。
「ええ。元々、蒸溜は、様々な物質の混合物から、
特定の成分を抽出する技術だったのです。」
「へえ~、トレビアンだな~」
もしかしたら、“トリビア”のことでしょうか?
~ to be continued ~
Z.Aoki
ここ、『ウイスキー館』には、ウイスキーの歴史や
製造に関する貴重な品々が展示されています。
皆さまも、目移りして困るくらいの充実ぶりです。
その中でも、何人もの方々が不思議そうに
眺めていましたのが、『アランビック』。
☆☆☆
「これもポットスチル?」
先ほど、ハイチュウから風船ガムに心変わりした女史。
「これは『アランビック』という装置ですね。
初期の蒸溜器と言ってもよろしいかと思います。
今でもブランデーなどは、こうした形状の蒸溜器を使っています。」
「『アランビック』?アラビアみたいな名前。」
「はい。『アランビック』は、ギリシャ語でカップや皿を意味する
『アンビック【anbiq】』)に、アラビア語の定冠詞『「アル【al】』
が付いた『アル・アンビック【al-anbiq】』から派生したと
考えられています。ですので、アラビアと関係があるのですね。」
「ほお~」
横で聞いていた、麦わら婦人のご主人が、妙に感心されています。
「ちなみに、『アルコール』の語源は、
女性の皆さまと深い関係があるのですよ。」
この言葉に反応し、近づいてきたのは、八兵衛さん。
ドレッドヘアの女性が、興味津々な面持ちで、ご質問されます。
「そういえば、『アルコール』って、
誰もが知っている言葉だけど、
その語源って考えたことがなかったわ。
教えてください。」
「はい。『アルコール』は、アラビア語の
『アル・コフ(ホ)ル【al koh’l】』に由来しますが、
この『コフ(ホ)ル【koh’l(cohol)】』は、
アイシャドー用に抽出されたコールタールの
アンチモンの粉末を示しています。」
「アイシャドー!?」
お二人の息の合ったプレー。
「アイシャドお~?」
少し遅れて八兵衛さん。
「ええ。元々、蒸溜は、様々な物質の混合物から、
特定の成分を抽出する技術だったのです。」
「へえ~、トレビアンだな~」
もしかしたら、“トリビア”のことでしょうか?
~ to be continued ~
Z.Aoki