ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

ウイスキーカクテル③

2020-03-31 19:19:19 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 ウイスキーカクテルのトップバッターに
 バーボンウイスキーを起用しましたら、
 スコットランドから苦情がまいりました。

 「まずは、スコッチだろう」と。

 ということですので、今夜はスコッチで参りましょう。


☆☆☆

『スコッチカクテル』


 スコッチウイスキーをベースに据えたカクテルには、
 歴史的な背景があるものを見かけます。

 本日は、そのあたりを紐解いてみましょう。

 ウイスキーコニサーやウイスキー検定にも登場
 しますので、覚えておくと実利もございます。


★★★

◇バノックバーン

 【レシピ】スコッチウイスキー、トマトジュース
      スライス・レモン

 最も特徴的なことは、副材料にトマトジュースを使用することです。

 「カウボーイ」という、ミルクを使用するカクテルがありますが、
 それと並べますとおめでたい印象になりそうです。

 つくり方は、スコッチウイスキーとトマトジュースを
 グラスの中で合わせるビルドによります。

 その後、スライス・レモンで飾りつけを行います。

 このカクテルには、ウォッカベースの「ブラッディ・マリー」同様、
 血なまぐさい逸話があります。
 
 「ブラッディ・マリー」は、イングランド女王メアリー1世が、
 即位後に300人ものプロテスタントを処刑したことから
 「血まみれマリー」の異名をとったことに由来します。

 対する「バノックバーン」は、1314年「バノックバーンの戦い」で、
 スコットランドのロバート・ザ・ブルースがエドワード2世率いる
 イングランド軍に勝利したことを意味するカクテルです。

 こちらのトマトジュースは、イングランド兵の血を表しています。

 これで、両者イーブンということでしょうか。
 
 カクテルには、こうした逸話があったり、隠語的な意味合いを
 含ませたりするものが多いです。


◇ロブ・ロイ
 
【レシピ】スコッチウイスキー、スイート・ベルモット
     アンゴスチュラ・ビターズ

 「マンハッタン」がライ・ウイスキーもしくは
 バーボンウイスキーでつくられるのに対し、
 ロブ・ロイは、ベースにスコッチウイスキーを使用します。

 スコットランドの義賊として有名なロバート・ロイ・マグレガー
 (赤毛のロバート)の通称が名前の由来です。

 スコットランドの作家、ウォルター・スコットの
 歴史小説にも登場します。

 実在の人物が義賊であったかどうかは、不明です。

 そこに踏み込んで真実を暴いたとしても、
 カクテルの神秘さに水を差すだけでしょう。

★★★

 眼の前のアイスカフェオレ。

 下部は「カウボーイ」に見立て、
 上部は「バノックバーン」を・・・
 と思いましたら、黒・・・

 どす黒い・・・この表現を続けるのは
 やめた方がよさそうです。

 漆黒の夜を、やさしいミルクが支えてくれます。

 夜の〇原ではありません。

 言葉に発するとホワイトデビルが
 目覚めそうですので、お静かに。。。


                       Z.Aoki
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