ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

『夢想・無想・妄想への道』⑤

2019-11-30 19:19:19 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 2019.11.28掲載の『夢想・無想・妄想への道』④では、
 取り乱してしまい(?)失礼いたしました。

 本日は、いよいよ、このシリーズの真意にふれたいと思います。

 なお、当初綴りました記事は、伝わりにくいと思い、
 書き直しました。


☆☆☆

 私たちの思考は、長く暮らす国や地域の影響を受け、
 無意識に、ある範囲に留まってしまう傾向があります。

 “多くの方が経験したことのないこと”は、
 “真に存在しないこと”と混同されがちです。

 また、同じことが続くと、それが全てと錯覚することもあります。

 確率が、無意識に影響を与えるようです。

 サイコロを百回振って、全て1の目が出たとしても、
 百一回目は、あくまで最初の一回目であることを、
 忘れないようにしたいものです。

 現在の自分の見識で物事を決めつけることなく、
 ありのままに、あるがままに受け入れた上で、
 真摯に探求し、理解することが、
 真実に気づく架け橋ではないかと思います。

 世界が“自分の見える範囲”でしかないことを考えますと、
 世界を歪めて自分のサイズに縮めるのではなく、
 自分の見える範囲を素直に拡げることが、真実に近づく・・・

 そんな気がするのです。

 一歩間違えば“エゴ”になりそうですが、
 百万人が「りんご」と言うから、それが“りんご”なのだ
 と決めつけるのは危険です。

 “百万人が「りんご」と言った”だけかもしれません。

 “りんご”かどうかは、自分で確認する必要があると思います。

 何故なら、“それを食べる人がいるかもしれない”からです。


 常識に囚われず、また、人の多様性を尊重することで、
 世界は深まるように思います。

 『試験の本質』シリーズも、理屈っぽい展開ではあったと思いますが、
 真摯さと、他者への敬意が底流にあります。



 最後に、シリーズの種明かしをさせていただきます。


 『夢想・無想・妄想への道』は、テイスティングに通じています。

 テイスティングは、ある程度の歴史があり、緩やかではありますが、
 その世界の共通語的な表現や言い回しなどもございます。

 他の方に伝えることを考えますと、それは効果的だと思います。

 一見、主観的と考えられがちな世界ですが、
 テイスティングには、論理性も必要です。

 ただ、論理性や科学的なアプローチだけでは、
 ウイスキーの成分はある程度明らかになるかもしれませんが、
 “ウイスキーの刻”とは遠く離れています。

 そこへ辿り着くには、深い経験と、
 あるがままの感性も大切だと感じます。

 眼の前に見える現実の奥は、どのような世界なのか。

 一見、馬鹿げた妄想であっても、それは閃きの可能性を秘めております。

 「あるがまま」を受け入れた先に現れる扉も、あると思うのです。

 香りや風味という、言葉では伝えられない世界を表現するときに、
 思考の呪縛から離れることも必要かと思う次第です。

 離れっぱなしでは論外ですが。。。


 ワインのテイスティングとは少し異なるウイスキーのテイスティング。

 いずれまたお話させていただく機会もあろうかと思います。

 様々な観点があり、一度にお伝えしようとしますと、支離滅裂になりそうです。

 今宵は、このあたりで失礼いたします。


                          Z.Aoki
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