ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

『リタの瞳と政孝の眼差し』②

2020-02-11 19:19:19 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 余市蒸溜所特別企画のレポートを続けます。

 余市蒸溜所が世界的に特異な点としまして、
 石炭直火焚きによる蒸溜がございます。

 間接加熱の10倍近い高熱での蒸溜は、
 パワフルで香ばしい独特の風味を醸し出します。

 竹鶴政孝の情熱と、それを支えるリタの
 哀しいほどに辛抱強い心。

 それが、この小さな炉の中で、ただただ、
 うまいウイスキーをつくろうとする・・・

 そんな情念を感じます。

 そんな折、珍しい場面に出会いました。

 石炭ですから、運ばなければなりません。

 この子が運んでいたのですね。

 小さな、つぶらな瞳。

 「にっ」と笑った口元。

 可愛らしいロボット怪獣のようです。

 クレージーゴンというよりは、ビルガモに似ています。

 是非、ネット検索にて、ご確認ください。

 とかくポットスチル(単式蒸溜器)が注目されがちですが、
 それを下支えするこの子たちがいるからこそ、
 あの芳香が生まれるのです。

 そして、この子が運んだ石炭をスコップで炉にくべる職人さん。

 ありがとうございます。

 以前は、経験のなせる技でした。

 近年は新人さんでも同じ品質の原酒がつくれるように、
 温度表示や投入タイミングのマニュアル化も進んでいるようです。

 ウイスキーのつくりの場、眠りの場は、どことなく祭りに似ています。

 昔から、祭りが苦手で、祭りが終わり、人々が去った後の
 閑散とした広場に行っていたことを思い出します。

 決して根暗ということではありません。念のため。

 人にはそれぞれ、事情がありますので。


                       Z.Aoki
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