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松井秀喜 ヤンキース
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  Kris Bensonをオリオールズへトレード。そしてメッツへリリーフのJorge Julioとマイナー先発投手John Maineが加入。個人的には「まだトレードするのか?」と少し呆れた。3番手の先発をトレードしてメッツは大丈夫なのだろうか?昨年、先発陣が飽和状態だったが、先月Jae Seoをドジャーズへ(リリーフのDuaner SanchezとSteve Schmollを獲得)、そして今月はKris Bensonがトレード。2005年シーズン後半戦の先発を任されていた二人がチームを去った。

  昨シーズン終盤、足の怪我により最後の2週間先発しなかったPedro Martinez。開幕すれば40歳になるTom Glavine。一時先発メンバーから外され、ブルペン入りしたVictor Zambrano。怪我で昨シーズンは6試合しか先発していないSteve Trachsel。この4人はいつ先発ローテーションから姿を消してもおかしくないだけに、2006年メッツの弱点は先発投手になった。

  Jorge Julioはオリオールズで以前の抑えから中継ぎに昨シーズン降格。John Maineはオリオールズのファームの有望株だったが、ここ2年間メジャー登板で結果(2勝4敗、防御率6.60)を出せず、オリオールズは彼の育成を諦めた。二人ともオリオールズで駄目投手のレッテルを貼られたため、メッツがどこにポテンシャルを見出したのか疑問だ。

  ピッチングコーチのRick Petersonはアスレチックスで、Tim Hudson・Barry Zito・Mark Mulderのビッグ3を育てたコーチとして一躍有名になったが、昨シーズン、メッツにやってきてからまだ成果が見られない。Jae Seoに球種を増やすことによって先発として安定させた以外に功績はないように思える。ITを利用して科学的に投球フォームを研究することを得意としているようだが、Jorge JulioとVictor Zambranoのノーコン速球派の投手を今年あたり再生出来ない限り、メッツはポテンシャルのみに頼った投手の補強は控えたほうがいい。

    Kris Bensonの放出によるサラリーダンピングで、狙っているベテラン選手がいるなら話は別だが、先発投手を放出して中継ぎやセットアップのリリーフ投手を獲得するトレードはやっぱり疑問だ。メッツは今季オフ、ベテランの野手を大幅に補強し、「今季こそ優勝」の補強路線だった。しかし今回のトレードにより先発陣が手薄になり、ブルペンが過剰気味(左がいない問題は残るが)になり、一歩後退した感じがしてならない。ビッグネームの先発が加入しない限り、ある程度臨時先発をファームに任せることになる。キューバから亡命したAlay Solerや、元オールスターのFloyd Bannister(1990年ヤクルトで9試合に先発、3勝2敗、防御率4.04)が父であるBrian Bannisterは、もう大リーグで計算出来る投手になっているのか?今回のOmar Minayaの補強は疑問が多く残った。

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