えー皆様。
大変お久しぶりでございます。
カレーマンとかいうアレをアレしているアレです。
レッスルエンジェルス(や、リングドリーム)のキャラクターを
エキサイティングプロレス5とかいう超絶過去の遺産でエディットし、
あまつさえそのレスラーを使用したプロレス(WWE)興行風の
お話を展開するという謎ブログであり、
たまに野球や競馬やプロレスの話題をする、という、
誠に一貫性にかけるところではございますが、
ここ一年はPS2が不調だったり、そもそも忙しかったりで、
基本的に愚痴しか書き込んでない。
だーめーだー。
2010年、マッスル坂井引退イヤーをきっかけとし、
プロレスを話題にしているブログであるということで、
「ネット・プロレス大賞」への投票を開始。
日本のプロレス興行を現地観戦し始めたのが
この年からであるにもかかわらず、イケシャアシャアと、
毎年投票を続けております。
今年はここ数年よりもプロレスを現地観戦する機会が減ったというか、
行き先がディープになった感があり、
およそ公平な投票となるかは甚だ疑問のあるところでございますが、
以下のとおり、「ぼくのみた2014年のプロレス」を
総括させていただきたく存じます。
【MVP】
1位:スーパー・ササダンゴ・マシン
(新潟プロレス)
2位:HARASHIMA(DDT)
3位:ディーン・アンブローズ(WWE)
今年は1位、2位は悩みませんでした。
1位に推したいのは、今年活躍したプロレスラーの中で
「最もプロレスを世の中に広めた」と(勝手に)思ってる
マッスル坂i・・・スーパー・ササダンゴ・マシーン。
色々なタイミングがガッチリ噛み合った、というか、
自分でグイッと引き寄せたかのような、
様々な話題をプロレスを通じ、世間(主に地上波)へと広めていきました。
神戸にいる全くプロレスを見ない友人にも、
「今プロレスって流行ってきているんでしょ?
ほら、あの煽りパワポとか。」
という間違った認識をしっかり植え付けていた辺り、
SSMの「流行ってる感」を実感しました。
そう、世間に届いているのは新日本プロレスではなく、
スーパー・ササダンゴ・マシンなのです。
2位はそのスーパー・ササダンゴ・マシンに
飛躍のきっかけを与えたと言っても過言ではない
DDTの絶対王者・HARASHIMA。
今年は殆どの期間をKO-D無差別級王者として過ごし、
恐ろしいまでのタフさと試合中に衰えないスタミナ、
相変わらずの軽快な動きにグラップリング技術も加え、
その底抜けの爽やかさとドSぶりで会場を震撼させました。
先のスーパー・ササダンゴ・マシンとのKO-D無差別級王座戦では、
「垂直落下式リーマン・ショックで体力を35%(強いから34%)くらい
削られちゃったけど、ファンのみんなの声援があったから
90%まで一気に回復したんだよ!」
という、プロレス特有の謎理論によって、
煽りパワポの完璧なプレゼンに更なる深みを与えることになりました。
とにかく今年のHARASHIMAは「強かった」という印象が強く、
両国での3WAY戦でも、イサミ、ケニーを圧倒的に
凌駕していたのが何より強烈でした。
さいたまSAでの飯伏幸太戦は実に6年ぶり。
2年位前から、今やったらまた違う戦いになると思い、
ビッグマッチでの実現を待っていたので、楽しみ。
3位は悩みました。
最終的にはディーン・アンブローズ、ブレイ・ワイアット、
セス・ローリンズ、AJスタイルズが個人的には候補でしたが、
AJは今年は全体MVPの候補なので、あえてボクが投票する必要もなく、
となるとWWEからの3名での選択となります。
で、当初の期待値よりもはるかに超えて飛躍を遂げた、
ディーン・アンブローズを推すことにしました。
昨年WWEを席巻したシールズの中でも最も地味で、
戦い方も実に南部っぽいという、跳ねるかどうか難しい立ち位置でしたが、
シールズの解散、ロリンズのヒールターン、
ローマン・レインズ、ダニエル・ブライアンのケガ、
ブロック・レスナーの王座奪取など、
様々な要因が重なって、WWEのトップ・ベビーフェイスの一人となり、
PPV・TLCではメインイベンターも努めました。
中々世代交代ができないでいるWWEの中でも、
味のある戦いを見せるレスラーなだけに、
このままなんとかトップ戦線に踏ん張っていてほしいなぁ、
と期待しています。
【最優秀試合】
1位:ユニオンプロレス 5月18日 後楽園大会
スーパー・ササダンゴ・マシン vs 竜剛馬
(ノーDQオンリーSAY YESマッチ)
2位:ユニオンプロレス 5月18日 後楽園大会
石川修司 vs 大家健
(薔薇1000本デスマッチ)
3位:DDT 10月19日 大森ウータンフェスタ大会
飯伏幸太、佐々木大輔 vs 力、今成夢人
やや動員に苦戦し、「高木三四郎無きユニオン」vs佐藤光留の
抗争が一年間を通じてメインとなったユニオンプロレスでしたが、
佐藤光留が注ぎ込んだその熱量も相まって、
見に行った時の内容は抜群に良かったというのが個人的な印象。
いやー、もっとみんなにユニオン観て欲しいですね。
1位の試合は、まぁ、「あの事件」の翌日という
抜群の瞬発力で行われたバカ試合。
プロレスの試合としては様々な問題がありましたが、
死ぬほど笑わされたので、ボクの負けです。
で、同じ興行で行われたとは思えないもう一試合は、
元同僚対決にして団体対抗戦。
久々に怖い石川修司が全面に出たこと、
久々に限界を超えて戦う大家さんの姿が見れたこと、
凄まじく暑苦しい試合で、最高でした。
3位は衝撃の初邂逅。
もはやそれだけで意味がある。
【最優秀タッグチーム】
1位:パワーオブドリームス(力&今成夢人)
2位:ムーの太陽(ザ・グレート・サスケ&バラモン兄弟)
3位:青木篤史&佐藤光留
【新人賞】
1位:力
2位:坂崎ユカ
3位:今成夢人
力の登場は、今年のガンプロ最大の現象だったと思います。
当初はその得意なキャラクターにばかり目が行きましたが、
充分な体格と体の厚みがあり、また、
とにかくチョップの威力については申し分がなく、
ガンプロにやってきたことで、プロレスラーとしての魅力を
発見する、非常に重要な機会となったと思います。
坂崎ユカの試合は今年の両国のダークマッチと、
大森ウータンフェスタの二試合しか見ていません。
が、坂崎ユカのためだけに東京女子プロレスを観に行く価値が
十二分にあるのではないかというほどに、
素晴らしく独創的な試合を展開しています。
そして、当然東京女子プロレスは坂崎ユカ「だけ」ではない。
来年中に一度は必ず見に行ってみようと思います。
今成監督は今年の中盤に突如としてレスラーとしての魅力が増大。
WWE日本興行でも来日したディーン・アンブローズの影響もあり、
試合の南部色がさらに増大し、また、動きのパターン、
スタミナも大きな向上が見えました。
なにより、テンションが上がってきた時に、
その絶好調ぶりを隠さない異様なテンションを試合でも、
マイクでも前面に出すようになったところが抜群に良い。
【最優秀興行】
1位:プロレス・キャノンボール2014興行(DDT、他)
11月19日 大船渡市民体育館大会
2位:ゴールデン・ユニオン2014(ユニオンプロレス)
5月18日 後楽園大会
3位:ガンバレ☆プロレス
4月6日 北沢タウンホール大会
【最優秀団体】
1位:ガンバレ☆プロレス
2位:ユニオンプロレス
3位:DDT
【最優秀マスメディア】
1位:プロレス・キャノンボール撮影関連~Twitterタグ「#pwcb2014」
2位:女子プロレス大戦 リング☆ドリーム
3位:2014年6月29日DDT後楽園ホール大会「スーパーササダンゴマシン 煽りパワポ」 - YouTube
ここは今年熾烈でしたねー。
面白い試みが多かったですねー。
でも、主にマッスル坂井関係ですけど。
今年は何を隠そう、キャノンボールイヤーでした。
誰がなんと言おうと、「テレクラキャノンボール2013」の
世の中(の外角低め辺り)に与えた衝撃は計り知れません。
真夏の夜に東中野の映画館でその衝撃を目の当たりにする・・・直前に、
やたら体格のいい男性二人組がボクの目の前の座席に座った時の衝撃を、
おそらく一生忘れないでしょう。
そうです。
あのマッスル坂井監督と、今成夢人ディレクターです。
そして、ボクの「予感」は「確信」にかわり、
両国でついに「プロレスキャノンボール2014」の始動が
告知されることとなりました。
ここでは「テレキャノ」と合わせて、
「BiSキャノンボール」についても投票するか悩みましたが、
まぁ、プロレスに直接は関係ないですし、
この「キャノンボール旋風」全体をこの一位票に込めたいと思います。
リング☆ドリームはもはや語るに及び申さん。
ましてや「煽りパワポ」をや。
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