SaaSについて語ろう

良し悪し含めSaaSを深堀りしてみた

SaaSの概要および特徴

2020-12-11 13:35:49 | 日記

SaaSとは「Software as a Service」の略称で、クラウドサービスの一種だ。ユーザーがソフトウェアをインストールする従来の形式ではなく、ベンダー(プロバイダ)がクラウドサーバーにアップロードしたものを、インターネット経由で利用できるようにするサービスを指す。類似するクラウドサービスにPaaS、IaaSがあり、PaaSはソフトが稼働するためのデータベースや環境を、IaaSはシステムの稼働に必要なハードディスクや仮想サーバを、それぞれインターネット上のサービスとして提供する。SaaSの代表的な例として、Gmailなどの無料メールサービスがある。

SaaSの特徴としてはまず、インターネット環境さえあれば場所を選ばず利用できることが挙げられる。ユーザーアカウントごとにソフトウェアを提供しているため、自宅、職場、外出先を問わずにアクセス可能だ。また、複数のユーザー間で1つのデータを管理、編集できることも大きな特徴と言える。いずれもパッケージタイプのソフトウェアとは一線を画したメリットであり、リモートワークの促進にも大きな効果を発揮する。

欠点として、SaaSにおいてはソフトウェアの機能やカスタマイズ性が制限されてしまう。あくまでベンダー側の提供の範囲内でしか利用できない。加えて、複数の端末からアクセスが可能であるということは、それだけ不正なアクセスをも容易にしてしまう。ベンダーが厳格なセキュリティ対策をとっていたとしても、ユーザー側の過失で情報が漏洩する危険性を孕んでいる。SaaSを使う側にも厳格なルール策定が求められる。

ここまで、SaaSの特徴を述べてきたが、【大注目!SaaS業界で働こう!】というサイトにサービス例やSaaS業界について詳しくまとめられていたので、一読してみることをおすすめする。