アジア情報

アジアのニュースや情報をお届けします♪

北朝鮮での地下教会からの報告(米国国務省より)

2009-11-17 17:52:41 | 日記
韓国のブログからの記事より

米国国務省が26日、世界各国の『宗教の自由』に関する報告書を発表した。


手紙は「咸鏡北道のある地域に地下教会が建てられた。牧師や宣教師が建てたものではなく、脱北した信徒が宣教師から訓練を受け、自分の故郷に帰って宣教を始め、建てた教会だ。建物には十字架を建てることもできず、小さな部屋に讃美歌が1冊、それを10人余りの青年が囲んで座っている」と始まる。

  続けて、「真理を悟り、信仰に目覚めた脱北者の青年が、死をも省みず、豆満江を数回、行き来して宣教師らから聖書を学んだ。彼は今まで信じてきた共産主義教育や主体思想に自分たちがだまされてきたとのことを悟った」と述べる。

  また「手紙を書くこと自体が危険な行為である」とも書かれている。北朝鮮当局は、国際社会からの反発をかわすため、平壌の教会は設置を許可しているものの、地下教会への取り締まりは厳しいという。

  手紙では「家から聖書が出てきたとの理由で、家族6人が銃殺されたこともあるなど、北朝鮮の地下教会はひどい迫害を受けている。スパイ掃討作戦をするように地下教会の信徒を探しているのだ。多くの信徒が、信仰のために公開銃殺などで殉教し、思想犯収容所に送られている」と迫害について伝える。

  手紙は最後に、「祈ってください。この現実の前に私たちは無力です。しかし、神は彼らを助けることができます。祈ってください」と結ぶ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国軍隊への入隊希望者急増 | トップ | 中国に低姿勢の米国 »

日記」カテゴリの最新記事