三鈷の松

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有江・温泉神社

2006-11-21 00:03:28 | 史跡名所
温泉神社・有江神
 島原半島には、明治八年の「神社明細帳」では、十八の四面宮が記録されていました。
それらは、温泉山四面宮の末社であったと考えられています。
 その「温泉山起立書」によると・・「当山は行基菩薩開基、聖武帝勅願、山内二千坊、内七百坊別所、三百坊釈迦堂辺に有、繁昌地・・」
 また、「和漢三才図解」(1712年(正徳2年)頃出版された日本の百科事典:百五巻、寺島良安著、中国の『三才図会』(百六巻、王圻選、図絵入りで説明した百科全書で満歴三十五年(1607)に成る)を範とし、いわば絵入りの百科事典)では・・「往古には大伽藍有り、日本山大乗院満明蜜寺と号す、文武天皇の大宝元年に行基の建立、三千八百坊を建立。塔十九基あり天正年中(1573~1579)耶蘇宗門が盛行し、増俗に邪教に陥る者が多かった・・」など当時の繁栄と修験僧とキリシタンとの対立の様子を想像できます。☆ 平凡社「和漢三才図14 」肥前221Pに掲載 定価2800円。
 温泉山縁起書による四面神は、島原半島全体を神域とする結界を現わし、半島の東西南北に鎮座する「千千石」「山田」「有江」「伊佐早」は密教曼荼羅図の四方位に対応すると考えられ、その中央には「温泉山温泉神」大日如来が座していると・・・凄い!
 このような修験道の聖地は日本中でも珍しいのではと考えられます!
 このうち「有江」の温泉神社は、現在の門柱も素晴らしく、広い境内には巨木が祀ってありました。国道からの参道にも「四面宮」の鳥居があり、空海さんの像もいくつか並んでいました。
ONE MORE THING 
 自動車全体の売り上げが落ちている中、軽自動車だけは順調らしい、なんといっても税金が安い! 7200円。維持費が安い!
 それにコンパクトで運転が楽だ、燃費も良いし、化石燃料を節約できCO2削減⇒温暖化防止にも。最近は装備も、安全性も改善されている。・・・となると、やっぱ軽自動車が良いに決まっている。
 なんでも「シンプル・簡単・合理的が良い!」


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