映画「深夜食堂」(2015)
春から夏、秋、冬を巡るオムニバス。多部ちゃんは夏の幕に登場します。
マスター(小林薫)の代理で、はじめて卵焼きを焼いて、常連客から腕前を認めてもらえた瞬間。
うれしいんだけど、まだぬか喜びできないという面持ち。
音色のいい風鈴を選んだところ。
居場所のなかったみちる(多部未華子)にとって、つかの間ではあるけれど、自分の居場所としてのシルシを付けた風鈴。
年末のシーン。
ドラマでは常連客の仲間入り、そしてシリーズとしてはレギュラー入りを決定づけたシーン。
多部ちゃんが、きちんと育てられたことが、いろいろな所作に現れています。
カーテンを閉める際、一気にジャーっと引かずに、いったん途中で止めてから閉じています。襖の開け閉めの際の所作と同様です。
エンドロール直前の1カット。常連さんたちに ごはんをよそってあげる所作。
ほぼ1回でよそい終わってしまうほどの少量なのですが、きちんと2回目のしゃもじを添えています。
台本には、ここまでの細かいト書きはないでしょうから、多少 贔屓目かもしれませんが、彼女は、具体的な指示がなくても当たり前のようにこんな風にできるのだと思います。
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