2021/11/20

2021-11-20 22:18:05 | 日記
[2021銀座おとな書道塾11月]
茅舎聴秋 聖義
斜陽茅舎暮涼生
喞喞庭前蟋蟀鳴
兄弟登高千里外
馳懐異客故園情

ぼうしゃであきをきく
しゃようのぼうしゃ ぼりょうしょうじ
ショクショクとていぜんにコオロギがなく
けいてい たかきにのぼる せんりのそと
おもいをはせる いきゃく こえんのじょう

2021銀座おとな書道塾3月を終えて③

2021-03-29 20:15:59 | 日記
書楼観雪
文(ぶん)を繙(ひもと)き誦読(しょうどく)し独(ひと)り研尋(けんじん)す
耿々(こうこう)六花(ろっか)宵(よい)已(すで)に深(ふか)し
往聖(おうせい)の賢人(けんじん)書架(しょか)に満(み)つ
蛍窓(けいそう)雪案(せつあん)し光陰(こういん)を惜(お)しむ


2021銀座おとな書道塾3月を終えて②

2021-03-29 12:53:41 | 日記
霊峰雪景
層雲(そううん)の間隙(かんげき)に山巓(さんてん)を仰(あお)ぐ
霊境(れいきょう)芙蓉(ふよう)湖景(こえい)の煙(えん)
満地(まんち)皚々(がいがい)銀世界(ぎんせかい)
崢嶸(そうこう)絶景(ぜっけい)の気(き)は仙(せん)のごとし

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2021銀座おとな書道塾3月を終えて

2021-03-27 22:29:22 | 日記

  1. 新年試筆(書き初め)
蓬々(ほうほう)たる淑気(しゅくき)初曦(しょぎ)を引(ひ)く  
万戸(ばんこ)新春(しんしゅん)歳(とし)を迎(むか)ふる時(とき)  
墨跡(ぼくせき)淋漓(りんり)と試筆(ししつ)を揮(ふる)う  
拈毫(ねんごう)立志(りっし)に寸心(すんしん)を知(し)る


2020銀座おとな書道塾11月を終えて

2020-11-21 21:37:50 | 日記

【2020銀座おとな書道塾11月をおえて】

聖社詩会11月分、三作目です。

古陵懐古(こりょうかいこ)

古陵(こりょう)落日(らくじつ)跡茫茫(あとぼうぼう)

蔓草(まんそう)寒烟(かんえん)に滅亡(めつぼう)を見る

 鬼哭(きこく)啾啾(しゅうしゅう)懐旧(かいきゅう)の涙

英雄(えいゆう)の往事(おうじ)無常(むじょう)を嘆(なげ)く

【訳】古陵をしのぶ/古陵に日が落ち遺跡は荒れ果てている 

滅亡した跡にはただ草が繁茂しているだけだ 

ただ昔を懐かしむ涙を流して泣く 

英雄の全盛に虚しさを嘆くだけだ