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フィリピン経済 : 【フィリピン】2月輸出9.8%増、電子2けた成長示す

2006年04月12日 | フィリピン経済
国家統計局(NSO)が11日に発表した2月の輸出額は32億9,550万米ドルで、前年実績を割りこんだ前月から一転、前年同月比9.8%増となった。とりわけ、主要品目の電子部品が、2けた台のプラスを記録したのが影響した。

 電子部品の輸出額は全体の65.9%に相当する21億7,063万米ドルで、前年同月実績を10.3%上回った。業界団体であるフィリピン半導体・エレクトロニクス産業連盟(SEIPI)は今年初め、2006年の半導体・電子製品の輸出増加率の目標値を10%に掲げており、2月はこれをクリアした。

 中でも、医療・産業機器と通信機器がそれぞれ前年の3.1倍、2.6倍と、大きな伸びを示した。また電子部品全体の78.1%を占める半導体が前年同月比で18.4%増加したのも後押しした。

 メディア大手ABS―CBNによると、インフォーマ・グローバル・マーケッツのアナリストは、今回の電子の伸びは、フィリピンが依然として国際市場における地位を確保していることを示すものと評価を下しているという。ただ国家経済開発庁(NEDA)は、中国との競争激化により、今年通年の電子部品の輸出成長率は業界予測を下回る7.8%程度にとどまるとの見方を示している。

 電子部品以外の上位10品目では、カソードが前年同月に比べ2.2倍に増えた。そのほか、石油製品、その他生産委託製品、バナナが2けた台の伸びを見せた。

 これとは対照的に、ココナツ油、家具・木工品、金属部品、イグニッションが前年よりマイナスとなった。

 一方、輸出先の国・地域別では、前年同月トップだった日本に代わり、米国が1位に入った。米国向けの輸出額は6億2,334万米ドル(全体の18.9%)で、前年同月を19.9%上回った。これに対し日本向けは5億4,453万米ドル(同16.5%)で、金額を11.4%を減らしている。
06/04/12

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