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フィリピンに関する情報やニュ-スの切り抜き!

フィリピン:女性コラムニスト射殺 ミンダナオ島の自宅で

2005年03月26日 | フィリピンニュース
フィリピン国家警察は26日、ミンダナオ島南部スルタンクダラト州タクロン市で、地元週刊誌の女性コラムニスト、マルレーン・ガルシア・エスペラットさん(45)が何者かに射殺されたと発表した。

 警察の調べによると、犯人は24日夜、エスペラットさんの自宅に押し入り、至近距離から発砲したとみられる。家族らによると、エスペラットさんは地方政府高官や警察幹部の違法行為疑惑を批判、脅迫を受けていた。

 フィリピンでは昨年ジャーナリスト13人が殺害され、政府は捜査当局に再発防止を指示していた。

循環型社会形成を 日本環境会議松山大会

2005年03月26日 | フィリピンニュース2
大学の研究者や弁護士、環境問題に携わる市民らでつくる日本環境会議松山大会が26日から2日間の日程で、松山市文京町の松山大学で始まった。
 会議には、研究者や、環境問題に関心を持つ市民ら約200人が出席し、「地域から環境を変える」をテーマに日本と韓国、中国、フィリピンの大学教員が研究報告した。
 基調講演は、国立環境研究所循環型社会形成推進廃棄物研究センター長の酒井伸一氏が「アジアの廃棄物問題と循環型社会形成への展望」と題して行った。
 酒井氏は、国内の産業廃棄物の最終処分場の容量がひっ迫している状況や、不法投棄による土壌汚染の実態を例に挙げ、「廃棄物による環境汚染を防ぐためには、排出抑制と再使用、再利用の3R運動を進めるべきだ」と強調した。

“市民”が様々な地球の愛し方を見つける

2005年03月26日 | フィリピンニュース2



「自然の叡智」をテーマとする愛・地球博は3月25日、一時、吹雪となるなど厳しい冷え込みの中、開幕した。会期は9月25日までの185日間。一部の人気パビリオンでは混雑も見られたが、寒さで客足は鈍り、人出は予想を下回る4万3000人と、静かなスタートになった。

 今回の万博の目玉の1つである市民参加のプログラムも幕を開けた。「市民プロジェクト」は、まず若者たちを中心とした4つのプロジェクトから始まった。この日午前中には、市民プロジェクトの舞台となる瀬戸会場・市民パビリオンの対話劇場でオープニングフォーラムが開催され、4プロジェクトに関わる若者たちが一堂に会した。

 フォーラムでは、その幕開けに、小川巧記市民参加プロデューサーが「時代のエンジンは、19世紀は国家、20世紀は産業であった、そして21世紀は市民である」と語り、「市民の力をご覧いただきます」と高らかに宣言した。また「自分らしい地球の愛し方を見つけてください」とも語った。

 なるほど、今回の万博は「愛・地球博」だ。“愛し方”というからには、人それぞれに様々なやり方があっていい。だからこそ、4つのプロジェクトも、環境、平和、ストリートチルドレン、アフリカの叡智など多様で、自分なりの地球の愛し方を見つけていけばいいということなのだろう。

 今回のオープニングイベントがおもしろいのは、これからの市民の主役となる若者を中心にして、世界中の若者たちのネットワークづくりを意識した構成になっていることだ。

 自らがストリートチルドレンの経験を持ち、大学で博士号まで取得したというジャン・ピエール(フィリピン)さんは、現在ストリートチルドレンの支援を行っている。路上で生活する子供たちの描いた絵や詩を募集し、今後会場内に展示していくというのが「ストリートチルドレン芸術祭」である。

 自国での内戦を体験した高校生のラディ・セビックさん(セルビア・モンテネグロ)は、日本で平和を求める署名活動を行っている高校生とともに、ピアノ演奏、詩の朗読を行った。環境問題、ホームレス支援に取り組む大学生のウィリアム・マッキンリーさん(アメリカ)は、日本でスカベンジ(ごみ拾い)を広めた大学生らとともに、27日に名古屋市内で「スカベンジ作戦」を決行する。

 世界の様々な地域から日本にやってきた若者が、ストリートチルドレン−アート、内戦−原爆、環境−スカベンジとそれぞれを結びつけていく中で、日本の若者とのセッションが実現した。オープニングでの彼らのコラボレーションは、世界の若者たちを巻き込むネットワークづくりへと広がっていくのだろうか。

テロ情報入手で比南部への旅行を警告、米豪両国

2005年03月26日 | フィリピンニュース2
シドニー(CNN) 米国、オーストラリア外交当局は25日までに、フィリピン南部でテロ攻撃の計画が最終段階にあるとの情報を入手したとして、両国国民に南部のミンダナオ島、スルー諸島などに不要不急の訪問をしないよう警告した。海岸のリゾート地なども避けるよう勧告している。


このテロ計画の詳細は不明だが、米国務省は24日、比南部を拠点にするイスラム強硬派組織アブサヤフやイスラム過激派組織ジェマア・イスラミヤなどが、フィリピンで同時多発テロを謀議していると指摘した。


フィリピンでは先月、首都マニラや他2都市で複数の爆弾攻撃があり、108人以上の死傷者が出ている。アブサヤフは3月初旬、マニラの脱獄未遂騒ぎで複数の幹部が死んでおり、報復テロを計画しているとの懸念が強まっている。

北西太平洋の津波監視 気象庁、6カ国へ情報提供

2005年03月26日 | フィリピンニュース2
 気象庁は25日までに、ロシアからパプアニューギニアにかけての北西太平洋海域で、マグニチュード(M)6・5以上の大地震が発生した際、津波情報を沿岸6カ国に提供する「北西太平洋津波情報センター」を東京・大手町の本庁に設けた。28日から運用を始める。

 同庁は、海外の地震計や長野市内に設けた精密地震観測システムなどを使って震源の位置や地震規模を測定。津波の高さや到達予想時刻を割り出し、各国の防災・気象機関に伝達する。

 情報提供の対象はロシア、韓国、中国、フィリピン、インドネシア、パプアニューギニア。地震発生から20-30分前後の情報提供を目標としている。